特許
J-GLOBAL ID:200903056292745142

インビボ分解のプログラムパターンを有するステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-526172
公開番号(公開出願番号):特表2002-508196
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】本発明は、インビボ分解のプログラムパターンを備える生体分解性ポリマーのステントを提供する。展開されたとき、このステントは、2つの開口端を有する少なくとも1つのほぼ円筒形の要素、ならびに上記円筒形の要素の周囲を取り囲むように間隔を空けて配置される、上記円筒形の要素の一方の開口端から他方の開口端へと延びる複数の領域を含む。各領域は、所望のインビボ寿命を有するように設定または設計される。この領域の少なくとも1つは、他の領域(単数または複数)よりも短いインビボ寿命を有するように設計される。すなわち、このステントがある患者の血管管腔内に配備され、この円筒形の要素には、この円筒形の要素の一方の開口端からこの円筒形の要素のもう一方の開口端へと延びる1つ以上の亀裂が、患者への取付け後、所望の所定期間に入る。1つの好ましい実施態様において、このステントは生分解性ポリマーバンドから生成され、このバンドは、スロットを有する頭部、ならびにその長軸方向の縁部に近接するキャッチ機構またはロック機構を備えるタングを含む。この円筒形の要素は、内表面または外表面を有し、スロットを通して端部の一部分を挿入することによって形成され、その結果、第1の減少した直径の形状を有する円筒形の要素を提供する。展開後、この円筒形の要素は第2の延長された直径の形状であり、ここで末端のキャッチ機構が上記の頭部の表面と係合し、そしてこのポリマーステントの半径圧潰または反跳を防止する。第2の好ましい実施態様において、このステントは、複数の相互接続されたポリマーバンドから形成され、各バンドは、スロットを備える頭部、ならびにその長軸方向の縁部に近接するキャッチ機構またはロック機構を有するタングを備える。また、本発明は、本発明のステントをバルーンカテーテルに取付ける方法に関する。この方法は、ステントを形成するために使用されるポリマーのガラス転移温度よりも高い温度までステントを加熱する工程;カテーテルに取付けられた、萎んだバルーンにステントを配置する工程;ならびにステントを減少した直径の形状へと加圧して、このステントをバルーンに固定する工程を包含する。また、本発明はバルーンカテーテルに取付けられた本発明のステントを備えるアセンブリに関する。
請求項(抜粋):
インビボ分解のプログラムパターンを有する生体分解性ポリマーステントであって、該ステントが以下: 2つの開口端を備えるほぼ円筒形の要素であって、そして該円筒形の要素が、該円筒形の要素の周囲を間隔を空けて配置された、複数の領域を含み、該複数の領域の各領域が、該円筒形の要素の一方の開口端から多方の開口端へと延び、該領域において、該複数の領域の少なくとも2つの隣接する領域は、異なる所定のインビボ寿命を有するように構成される、円筒形の要素; 第1のインビボ寿命を有する該複数の領域の第1領域; 第2のインビボ寿命を有する該複数の領域の第2領域であって、該第2領域が該第1領域に並置され;そして 患者の血管内での該ステントの展開後、所定の期間の時間で、選択的に、該円筒要素が該第1領域と分離するような、該第2領域の該第2寿命よりも短い該第1領域の該第1インビボ寿命、を包含する、ステント。
Fターム (4件):
4C097AA15 ,  4C097CC01 ,  4C097DD01 ,  4C097EE08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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