特許
J-GLOBAL ID:200903056325891336
軟出力復号装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324380
公開番号(公開出願番号):特開平11-163742
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 畳込み符号の軟出力復号の高速化及び高精度化を図る。【解決手段】 パスメトリック+差分メトリックメモリ4に、フラグ領域5、情報ビット領域6、差分メトリック領域7を設け、これ等各領域5〜7の組をノード対応に割当てておく。フラグ領域5は畳込み符号のトレリス線図上のノードの対応し、その対応ノードを通る生き残り最尤パス上のノードであるか、または軟出力更新に利用したかどうかを示すインデックスを保持する。このインデックスと現在の更新値との差分メトリックの比較結果により、更新処理終了判断を行うことができる。また、軟出力の平方和の平均値、通信路定数、更には正規化定数の対応表を準備することで、効率良く軟出力の補正処理を行うことができる。
請求項(抜粋):
畳込み符号のヴィタビ復号処理を使用した軟出力復号装置であって、前記畳込み符号のトレリス線図上の各ノードに対してフラグ領域、情報ビット領域、差分メトリック領域が夫々一組として割当てられ、前記フラグ領域には、対応ノードがヴィタビ復号により最終的に選択されたパス上にあるかまたは当該ノードの時点における軟出力更新処理において試されたことがあるかを表す情報を保持し、前記情報ビット領域には、対応ノードでヴィタビ復号により選択される前記トレリス線図上の一時点前の状態を表すインデックスを保持し、前記差分メトリック領域には、前記トレリス線図上において対応ノードでヴィタビ復号により選択されたパスと放棄されたパスとのメトリックの差を保持したメモリ手段と、前記フラグ領域、情報ビット領域、差分メトリック領域に保持されている情報に基づきヴィタビ復号において最終的に選択されたパス上の対応するノードの情報ビットの軟出力を生成する軟出力生成手段と、を含むことを特徴とする軟出力復号装置。
引用特許:
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