特許
J-GLOBAL ID:200903056349160421

自己推進可能な内視鏡装置及びその利用に関する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 卓二 ,  田中 光雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-537771
公開番号(公開出願番号):特表2009-513250
出願日: 2006年10月17日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
自己推進する内視鏡装置は、液体が満たされた柔軟なトロイドと、動力が取り付けられ又は駆動可能なフレームとから形成される。装置は、医療及び医療以外での応用のために、概ね管状の空間又は環境に種々の付属装置を前進させるために使用される。装置は、大腸内視鏡検査を受ける患者の直腸のような管状の空間又は環境に挿入される場合、トロイドの動きによって前進する。トロイドの表面は、その中央軸に沿う内部の中央キャビティから外部への連続的な動きにおいてその周で循環する。外部での表面は、中央キャビティの中へ再び循環するまで、反対方向に移動する。装置が体腔の種々のサイズ、形状及び輪郭の中で前進すると、トロイドは、環境に適応して進展するために収縮する。トロイドの動きにはパワーが与えられてもよく又パワーが与えられなくてもよい。方向及びスピードは、制御されてもよい。装置は、医療及び医療以外での手技が実行される管状空間及び環境の中で所望の方向に種々の付属装置を移送させるために使用されてもよい。
請求項(抜粋):
概ね管状の空間を検査するための医療以外の方法であって、 自己推進可能な内視鏡装置を提供するステップを含み、 上記内視鏡装置は、トロイドを備え、 上記トロイドは、柔軟な材料を用いて形成された封入リングであって、 上記封入リングは、中央キャビティを形成するとともに内容積部を有しており、 上記内視鏡装置は、更に、上記封入リングの上記内容積部の中に配置された支持構造、上記支持構造に対して同心且つ同軸に配置され、上記封入リングの上記中央キャビティの中に配置されるハウジング構造からなる動力フレームと、 支持及びハウジング構造上に配置された一連の少なくとも2セットの連結ローラ又はスキッドとを備え、 上記ローラ又はスキッドは、上記2つの構造と上記構造の上に配置された上記ローラ又はスキッドとの間に配置された封入リングの柔軟な材料を用いて、上記2つの構造を固定された空間的な関係に維持するために配置され、 上記ローラは、動力源に接続され、パワーが与えられると、移動方向の力を柔軟な材料に提供するものであって、 自己推進可能な装置に取り付けられる少なくとも1つの付属装置を提供するステップと、 概ね管状の空間又は環境に自己推進可能な装置を導入するステップと、 自己推進可能な装置を管状空間において前方の、少なくとも1つの処理が行われる所定場所へ推進して案内するためのパワーを装置に与えるステップと、 少なくとも1つの付属装置を用いて少なくとも1つの処理を実行するステップと、 適宜、管状空間において、少なくとも1つの処理が実行される他の場所へ装置を推進させ、続けて上記少なくとも1つの処理を実行するステップと、 管状空間を通って装置を後方に推進するステップと、 管状空間から装置を取り除くステップとを含むことを特徴とする自己推進可能な内視鏡装置の利用方法。
IPC (2件):
A61B 1/00 ,  G02B 23/24
FI (2件):
A61B1/00 320B ,  G02B23/24 A
Fターム (9件):
2H040AA02 ,  2H040DA01 ,  2H040DA11 ,  2H040DA41 ,  4C061AA00 ,  4C061AA04 ,  4C061AA29 ,  4C061FF35 ,  4C061GG22
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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