特許
J-GLOBAL ID:200903056370630764
出力状態判定機能を有する並列ニューラルネットワーク処理システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-061932
公開番号(公開出願番号):特開2002-259940
出願日: 2001年03月06日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】出力の正誤答状態を高い精度で判定する機能を有し、且つ汎化能力の高い並列ニューラルネットワーク処理システムを提供する。【解決手段】第1の多値教師信号を用いて学習させた第1の多値出力ネットワーク手段と、異なった変換多値教師信号を用いて学習させた第2の多値出力ネットワーク手段とを入力に対して並列に接続し、多値第1直接出力信号と、多値第2変換出力信号との一致状態検出結果或いは多数決処理結果と、多値第1及び第2直接出力信号の正誤答推定と、該多値第1直接出力信号とその隣接出力信号にそれぞれ対応した中間基準出力信号と入力データに対応した中間層多値出力信号との中間層出力距離に関する最小検出と誤中間層出力距離の判定用スレッショルド比較とを基にした、これらの多値直接出力信号の正誤答判定を行っている。
請求項(抜粋):
学習入力データと第1の多値教師信号とを用いて学習した、中間層からの中間層第1出力信号と出力層からの第1直接出力信号とを送出する学習済みニューラルネットワーク41と、該第1直接出力信号を多値化し多値第1直接出力信号とを送出する多値スレショルド手段42とからなる、第1の多値出力ネットワーク手段43と、該第1の多値教師信号を変換し得られた異なる変換多値教師信号と前記学習入力データとを用いて学習した、中間層からの中間層第2出力信号と出力層からの第2直接出力信号とを送出する学習済みニューラルネットワーク44と、該第2直接出力信号を多値化し多値第2直接出力信号とを送出する多値スレショルド手段45と、該変換多値教師信号から前記第1の多値教師信号への逆変換則を有し、該多値スレショルド手段45からの該多値第2直接出力信号を変換し多値第2変換出力信号を送出する出力変換手段46とからなる、少なくとも1つ以上の第2の多値出力ネットワーク手段47とを、入力に対して並列接続し、夫々の前記多値出力ネットワーク手段43、47からの前記多値直接出力信号と隣接関係にある多値隣接出力信号を生成する2つ以上の隣接出力生成手段59、60と、夫々の前記多値出力ネットワーク手段43、47の前記入力データに対する前記中間層出力信号から多値スレショルド手段51、52を介して得た中間層多値出力信号をもとに、前記多値直接出力信号及び前記多値隣接出力信号に対応した中間層出力距離を求める中間層出力距離計算手段53、54と、夫々の前記多値出力ネットワーク手段43、47の前記中間層出力距離計算手段53、54から得られた、前記入力データに対する多値直接出力信号に対応した中間層出力距離を少なくとも用いて、前記多値直接出力信号の出力状態推定を行い出力状態推定信号を送出する2つ以上の出力状態推定手段55、56と、前記多値第1直接出力信号と前記多値第2変換出力信号との間の一致状態検出し、一致状態検出信号を送出する出力一致検出手段48と、少なくとも、前記多値直接出力信号と前記多値隣接出力信号にそれぞれ対応した前記中間層出力距離の間の最小検出と、前記出力状態推定信号と、前記出力一致状態検出信号とから出力状態判定を行ない、前記多値第1直接出力信号及び前記一つ以上の多値第2変換出力信号の何れかを選択する出力状態判定選択処理手段61とを少なくとも具備し構成することを特徴とした並列ニューラルネットワーク処理システム。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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