特許
J-GLOBAL ID:200903056378920460

セラミックハニカムフィルタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-357983
公開番号(公開出願番号):特開2004-148308
出願日: 2003年10月17日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】 ディーゼル機関から排出される微粒子捕集用フィルタとして、隔壁の気孔率を60%以上、低圧力損失で、しかも長期にわたり安定して使用することのできるセラミックハニカムフィルタ及びその製造方法を提供する。【解決手段】ハニカム構造体の多孔質隔壁は60%以上の気孔率、15μm以上の平均細孔径を有し、多孔質隔壁の累積細孔容積分布曲線の傾きに関する下記式Sn=-(Vn-Vn-1)/(log(Dn)-log(Dn-1))(但し、Dnは(n)番目の測定点における細孔径(μm)であり、Dn-1は(n-1)番目の測定点における細孔径(μm)であり、Vn<は(n)番目の測定点における累積細孔容積(cm3/g)であり、Vn-1は(n-1)番目の測定点における累積細孔容積(cm3/g)であり、Snはn番目の測定点における細孔径に対する累積細孔容積分布曲線の傾きである。)により表されるSnの最大値が0.7以上であること特徴とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
セラミック原料粉末に、平均粒径20μm以上、粒径20〜100μmが50%以上の粒度分布を有し略球状である造孔材を少なくとも添加した後、水等を添加混合したバッチを、押出成形後、乾燥、焼成して得られるセラミックハニカム構造体の所定の流路端部を目封止し、該流路を区画する多孔質の隔壁に排気ガスを通過せしめることにより、排気ガス中に含まれる微粒子を除去するセラミックハニカムフィルタにおいて、前記多孔質隔壁は水銀圧入法により測定した場合に60%以上の気孔率、15μm以上の平均細孔径を有し、n番目の測定点における細孔径に対する前記隔壁の累積細孔容積分布曲線の傾きSnの最大値は0.7以上であり、前記累積細孔容積分布曲線の傾きSnは下記式(1) Sn=-(Vn-Vn-1)/(log(Dn)-log(Dn-1)) (1)、 (但し、Dnは(n)番目の測定点における細孔径(μm)であり、 Dn-1は(n-1)番目の測定点における細孔径(μm)であり、 Vnは(n)番目の測定点における累積細孔容積(cm3/g)であり、 Vn-1は(n-1)番目の測定点における累積細孔容積(cm3/g)である。) により表されることを特徴とするセラミックハニカムフィルタ。
IPC (4件):
B01D39/20 ,  B01D39/00 ,  C04B38/06 ,  F01N3/02
FI (4件):
B01D39/20 D ,  B01D39/00 B ,  C04B38/06 D ,  F01N3/02 301B
Fターム (11件):
3G090AA02 ,  4D019AA01 ,  4D019BA05 ,  4D019BB06 ,  4D019BC07 ,  4D019BC12 ,  4D019BD01 ,  4D019BD02 ,  4D019CA01 ,  4D019CB04 ,  4D019CB06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
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