特許
J-GLOBAL ID:200903056396037298

動画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-043964
公開番号(公開出願番号):特開2005-236710
出願日: 2004年02月20日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
【課題】 穏やかに揺らいでいる水面のような画像を低ビットレートで符号化する場合、M値を大きくすることで動きベクトルの発生符号量が大きくなり、結果として符号化効率の低下・画質の劣化を招くことがある。【解決手段】 動きベクトル情報検出部114は、動き補償予測部113で求めた動きベクトルの大きさと動きベクトルを求めた際に使用した探索範囲を、各M値の動きベクトルの大きさと探索範囲に対応させ、探索範囲に存在する動きベクトルの発生頻度によって最適M値を決定する。最適M値決定部116は、発生符号量カウント部115により求められた、バッファ部107に保持してある符号化した現符号化ピクチャの全発生符号量に占める、動き補償予測部113で求めた動きベクトルの発生符号量の割合によって、上記の最適M値の増減を制御し、最終的に次に符号化する最適M値を決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
画像内符号化、前方向画像間予測符号化及び両方向画像間予測符号化の3種類の符号化手法で動画像信号を符号化して得たIピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャを組み合わせた符号化信号、又は前記画像内符号化と前期前方向画像間予測符号化との2つの符号化手法で動画像信号を符号化して得たIピクチャとPピクチャとを組み合わせた符号化信号を出力する画像間予測符号化方式による動画像符号化装置であり、前記符号化信号中の隣接する前記Iピクチャと前記Pピクチャとの間の間隔、又は隣接する2つの前記Pピクチャの間隔を示すM値を可変して前記符号化を行う動画像符号化装置であって、 前記符号化信号を局部復号して得た参照用画像データと前記動画像信号とに基づき、動き補償を行って動きベクトルを求める動き補償予測手段と、 符号化した現ピクチャ1枚当りの全発生符号量に占める前記動き補償予測手段で求めた前記動きベクトルの発生符号量の割合を求める発生符号量カウント手段と、 前記動き補償予測手段から前記動きベクトルの大きさと、その動きベクトルの探索範囲と予測絶対値誤差とを入力として受け、現在符号化しているピクチャが前記Pピクチャであるときに、入力された現在のM値の前記動きベクトルの大きさと、その動きベクトルを求めた際に使用した探索範囲とを基準として予め定めた互いに異なる複数の各M値毎に、探索範囲とその探索範囲内に存在する動きベクトルの発生個数を求め、動きベクトルの発生個数の最も多い探索範囲に対応するM値を、最適M値として選択する動きベクトル情報検出手段と、 前記発生符号量カウント手段により求められた前記割合と所定の閾値を比較し、前記割合が前記閾値を越えているときには、前記動きベクトル情報検出手段により選択されたM値を更に小さくしたM値を次に符号化するときの最終的な最適M値として決定し、前記割合が前記閾値以下のときには、前記動きベクトル情報検出手段により選択されたM値を次に符号化するときの最終的な最適M値として決定する最適M値決定手段と を有し、前記最終的な最適M値に基づき、次に符号化するピクチャを指定して符号化することを特徴とする動画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N7/32 ,  H03M7/36
FI (2件):
H04N7/137 Z ,  H03M7/36
Fターム (29件):
5C059MA05 ,  5C059MA23 ,  5C059MC11 ,  5C059ME01 ,  5C059NN01 ,  5C059NN03 ,  5C059PP05 ,  5C059PP06 ,  5C059PP07 ,  5C059TA25 ,  5C059TA50 ,  5C059TC03 ,  5C059TC12 ,  5C059TC19 ,  5C059TD11 ,  5C059UA02 ,  5J064AA02 ,  5J064BA04 ,  5J064BA16 ,  5J064BB01 ,  5J064BB02 ,  5J064BB03 ,  5J064BB10 ,  5J064BC01 ,  5J064BC02 ,  5J064BC05 ,  5J064BC08 ,  5J064BC16 ,  5J064BD04
引用特許:
出願人引用 (2件)

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