特許
J-GLOBAL ID:200903068291104079
動きベクトル探索方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106577
公開番号(公開出願番号):特開平9-294266
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 フレーム間予測符号化方式に於ける動きベクトル探索方法に関し、画像の性質に対応して動きベクトル探索を行うフレーム間距離を最適化する。【解決手段】 フレームF<SB>2 </SB>に於いて参照フレームOを参照して前方予測で求めた動きベクトルを、フレーム間距離を増加させたと仮定した場合のフレームF<SB>3</SB>にスケールアップし、フレームF<SB>2 </SB>の場合の動きベクトルの水平又は垂直成分xが、x<SB>l2</SB><x<x<SB>u2</SB>の範囲に入る場合に、現在のフレーム間距離を2、増加した時のフレーム間距離を3とすると、フレームF<SB>3 </SB>に於いては、x<SB>l2</SB>(2/3)<x<x<SB>u2</SB>(2/3)の範囲に入る割合が一定値を越えるか否かを判定し、越えない場合はフレーム間距離を2から3に増加し、越える場合はフレーム間距離を変更しないか又は減少させる。
請求項(抜粋):
前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、前方予測フレームで求めた動きベクトルを、フレーム間距離を増加させたと仮定した場合のフレームにスケールアップして、前方予測を行うフレーム間距離を増加させても動きベクトル探索範囲が充分に確保できるか否かを判定し、該判定結果により、前方予測を行うフレームの距離を増減する過程を含むことを特徴とする動きベクトル探索方法。
引用特許: