特許
J-GLOBAL ID:200903056410029430

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂川 直己
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-295642
公開番号(公開出願番号):特開2008-112055
出願日: 2006年10月31日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】画像形成装置の省電力性を向上させる。【解決手段】定着装置51は、互いに圧接されてニップ部を形成するヒートローラ52及びプレスローラ53と、ヒートローラ52の表面温度を検出する温度センサ68と、を含む。ヒートローラ52は、円筒形状で電気絶縁性の合成樹脂からなるベース体と、フィルム状のヒータ33と、トナーに対して高い離型性を有する離型層と、を含む。ヒータ33は、耐熱絶縁層と、複数本の線のパターン形状を有するように耐熱絶縁層の一側の面に形成されて電圧の印加により発熱する発熱体と、前記耐熱絶縁層の他側の面に面状に形成される伝熱層と、を含む。ベース体と離型層との間にヒータ33が介在されるとともに、ベース体と、発熱体と、耐熱絶縁層と、伝熱層と、離型層とが、半径方向外方にこの順番で積層される。ヒータ33の制御目標温度は、ニップ部の用紙100の有無によって、2つの目標温度の間で切り換えられる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
トナーを記録媒体上に定着させるための定着装置を備えた画像形成装置において、 前記定着装置は、ヒートローラと、このヒートローラに圧接されてニップ部を形成するプレスローラと、前記ヒートローラの表面の温度を検出するための温度センサと、を備え、 前記ヒートローラは、 円柱形状又は円筒形状を有し、電気絶縁性を有するベース体と、 電気絶縁層と、複数本の線からなるパターン形状を有するように前記電気絶縁層の一側の面に形成されるとともに電圧の印加により発熱する発熱層と、前記電気絶縁層の他側の面に面状に形成される伝熱層と、を含む面状発熱体と、 前記トナーに対して高い離型性を有する離型層と、 を含み、 前記ベース体の外周面と前記離型層との間に前記面状発熱体が介在されるとともに、前記ベース体と、前記発熱層と、前記電気絶縁層と、前記伝熱層と、前記離型層とが、半径方向外方にこの順番で積層されており、 前記ニップ部における前記記録媒体の有無を判断する判断手段と、 前記温度センサの出力に応じて、前記ヒートローラ表面の温度が所定の制御目標温度を維持するように、前記面状発熱体へ与えられる単位時間当たりの電力を制御する制御手段と、 前記ニップ部に前記記録媒体がない状態における前記制御目標温度を、前記ニップ部に前記記録媒体がある状態における制御目標温度よりも低く設定する設定手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
IPC (1件):
G03G 15/20
FI (2件):
G03G15/20 555 ,  G03G15/20 515
Fターム (13件):
2H033AA03 ,  2H033AA32 ,  2H033BA25 ,  2H033BA32 ,  2H033BB04 ,  2H033BB13 ,  2H033BB19 ,  2H033CA04 ,  2H033CA05 ,  2H033CA09 ,  2H033CA30 ,  2H033CA32 ,  2H033CA44
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-066972   出願人:村田機械株式会社

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