特許
J-GLOBAL ID:200903056422145614

被加工性に優れたFe-Ni系合金薄板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310408
公開番号(公開出願番号):特開平9-143627
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 必要な硬さを確保するとともに、特に曲げ加工性を改善する。【解決手段】 Ni30〜60%、残部Feを主体とする組成を有するFe-Ni系合金溶湯をロール対間を通し、凝固時に表面から内部にかけて大きな温度勾配を与えつつ、スラブあるいはストリップに鋳造する。スラブは1000〜1300°Cの温度範囲で90%以下の加工度で熱間加工を行なう。こうして、冷間圧延前に(111)面および(311)面の集合度を高めておく。次いで、所定の条件で冷間圧延と焼鈍を繰返し、板厚方向中央部で(111)>30%、(311)>10%となるビッカース硬さで160HV以上の曲げ加工性に優れるFe-Ni系合金薄板を得る。
請求項(抜粋):
Ni30〜60%、残部Feを主体とする組成を有し、ビッカース硬さが160HV以上であって、板厚方向中央部での結晶面の集積度が(111)>3%、(311)>10%を満足することを特徴とする被加工性に優れたFe-Ni系合金薄板。
IPC (3件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 19/03 ,  C22C 38/08
FI (3件):
C22C 38/00 302 R ,  C22C 19/03 M ,  C22C 38/08
引用特許:
出願人引用 (3件)

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