特許
J-GLOBAL ID:200903056425896980

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051546
公開番号(公開出願番号):特開平8-246907
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】減速時にバルブタイミングを変更する際、過進角を防止しつつ、バルブタイミング変更時のショックを防止すること。【構成】減速時において、前回のVVT 制御時に使用された前回制御用目標変位角VTT i-1 よりも、今回の運転状態に基づいてマップより算出される目標変位角VTTBが大きい場合には、前回制御用目標変位角VTT i-1 が今回使用される制御用目標変位角VTT i として設定される(109) 。一方、前回制御用目標変位角VTT i-1よりも、目標変位角VTTBが小さい場合には、目標変位角VTTBが今回使用される制御用目標変位角VTT i として設定される(110) 。すなわち、減速時には進角更新量の小さい側の目標変位角VTTB又はVTT i-1 が適宜選択設定される。そして、その選択された側の目標変位角VTTB又はVTT i-1 に基づき、減速開始から所定時間だけバルブオーバーラップ量の増加量に制限が加えられてVVT が駆動制御される(111,112) 。
請求項(抜粋):
車両に搭載される内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを連続的に可変にするために駆動される可変バルブタイミング機構と、その可変バルブタイミング機構が配設された側におけるバルブの実変位角を検出するためのバルブタイミング検出手段と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により内燃機関の状態が高負荷域或いは低負荷域にあると検出された場合には、バルブオーバーラップ量が小となるように、また、内燃機関の状態が中負荷域にあると検出された場合には、バルブオーバーラップ量が大となるように目標変位角を算出する目標変位角算出手段と、前記バルブタイミング検出手段により検出された実変位角と、前記目標変位角算出手段により算出された目標変位角とに基づき、バルブオーバーラップ量を変更すべく前記可変バルブタイミング機構を駆動制御するための駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記内燃機関の減速時には、バルブオーバーラップ量の増加量が所定値以下となるよう前記目標変位角を変更する目標変位角変更手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 322
FI (5件):
F02D 13/02 H ,  F01L 1/34 C ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 45/00 312 F ,  F02D 45/00 322 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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