特許
J-GLOBAL ID:200903056428591900

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-002358
公開番号(公開出願番号):特開2003-202053
出願日: 2002年01月09日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 製造工程の簡略化と、防振性能の更なる向上とが有利に図り得る防振装置を提供する。【解決手段】 防振されるべき二つの部材のうちの一方に取り付けられる第一の取付部材12が、基部22に二つの肩部26,26が設けられ、且つ基部22からの延出部位24に肉抜空所30と括れ部32が設けられたゴム弾性体16の延出部位24に加硫接着されて、ゴム弾性体16に連結される一方、前記二つの部材のうちの他方に取り付けられる第二の取付部材14が、ゴム弾性体16の延出部位24を包囲可能な包囲部材36を有して構成されて、包囲部材36が、ゴム弾性体16の延出部位24の左右両側側面と先端面に対して所定の距離を隔てて対向して、延出部位24を包囲しつつ、ゴム弾性体16の二つの肩部26,26に対応する段部46,46において、それら二つの肩部26,26を前記防振されるべき部材との間で挟圧、保持することにより、第二の取付部材14がゴム弾性体16に連結されるように構成した。
請求項(抜粋):
防振されるべき二つの部材のうちの一方に取り付けられる第一の取付部材と、それらのうちの他方に取り付けられる第二の取付部材と、該第一の取付部材と該第二の取付部材との間に介装され、それらを弾性的に連結するゴム弾性体とを有する防振装置にして、前記ゴム弾性体が、主たる振動入力方向において所定の高さを有するブロック形状を呈し、その基部に、該主たる振動入力方向に対して直角な左右方向の両側においてそれぞれ膨出する二つの肩部が設けられると共に、該基部から高さ方向に延び出す延出部位の基部側部分に、高さ方向と左右方向の両方に対して直角となる方向において該基部側部分を貫通して延びる肉抜空所と、該基部側部分の両側部にそれぞれ位置するように、該基部側部分における左右方向の寸法を該基部からの延出部位の先端側部分よりも小さく為す括れ部とが設けられてなり、前記第一の取付部材が、その一部において、前記ゴム弾性体の基部からの延出部位の先端側部分に、前記肉抜空所の貫通方向に沿って延びるように埋設された状態で、該ゴム弾性体に加硫接着されて、一体的に連結される一方、前記第二の取付部材が、前記ゴム弾性体の基部底面を除く側面及び先端面を取り囲むように屈曲形成されてなる、剛性を有する包囲部材を有し、且つかかる包囲部材が、該ゴム弾性体の前記基部に設けられた肩部に対応した屈曲形状の段部を有するように構成され、そして、該包囲部材が、前記ゴム弾性体の前記基部からの延出部位の左右両側面と先端面とに対して所定の距離を隔ててそれぞれ対向して、かかる延出部位を包囲しつつ、該包囲部材の段部において、該ゴム弾性体の前記二つの肩部を、該第二の取付部材が取り付けられる前記防振されるべき部材との間でそれぞれ挟圧、保持せしめることにより、該第二の取付部材が、該ゴム弾性体に連結されるように構成したことを特徴とする防振装置。
IPC (3件):
F16F 15/08 ,  B60K 5/12 ,  F16F 1/36
FI (4件):
F16F 15/08 W ,  F16F 15/08 C ,  B60K 5/12 F ,  F16F 1/36 F
Fターム (15件):
3D035CA05 ,  3J048AA01 ,  3J048BA02 ,  3J048BD05 ,  3J048BD07 ,  3J048DA05 ,  3J048EA01 ,  3J059AA04 ,  3J059AD05 ,  3J059BA74 ,  3J059BD07 ,  3J059CB09 ,  3J059DA14 ,  3J059EA06 ,  3J059GA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-139547   出願人:株式会社ブリヂストン, 日産自動車株式会社
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-093019   出願人:株式会社ブリヂストン
  • バウンドストッパ及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-206116   出願人:東洋ゴム工業株式会社
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