特許

J-GLOBAL ID：200903056435027025

セルロース体フィルム、光学補償シート、偏光板、液晶表示装置

発明者： 野副 寛 ,  大松 禎
出願人/特許権者： 富士フイルム株式会社
代理人 (1件)： 飯田 敏三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-128452
公開番号（公開出願番号）：特開2007-297554
出願日： 2006年05月02日
公開日（公表日）： 2007年11月15日
要約：

【課題】膜厚方向のレターデーションが負の発現性を有し、更に透水性や含水率の低いセルロース体フィルム、並びにこれを用いた光学補償フィルム、偏光板、及び液晶表示装置を提供する。【解決手段】下記数式(1)により算出される分極率異方性の値Δαが異なる2つ以上の置換基を有するセルロース体であって、分極率異方性の値Δαが最小の置換基をA、分極率異方性の値Δαが最大の置換基をBとしたとき、置換基A及び置換基Bの置換度が下記関係式(A1)を満たすセルロース体フィルム。(式中、分極率テンソルを対角化後に得られる固有値の内、αxは最大の成分であり、αyは二番目に大きい成分であり、αzは最小の成分である。)(ここで、DSB2、DSB3、及びDSB6はそれぞれ、セルロースの構成単位であるβ-グルコース環の2位、3位、及び6位における前記置換基Bの置換度を表す。)【選択図】なし

請求項（抜粋）：

下記数式(1)により算出される分極率異方性の値Δαが異なる2つ以上の置換基を有するセルロース体を含有するセルロース体フィルムであって、前記セルロース体における分極率異方性の値Δαが最小の置換基をA、分極率異方性の値Δαが最大の置換基をBとしたとき、置換基A及び置換基Bの置換度が下記関係式(A1)を満たすことを特徴とするセルロース体フィルム。

IPC (4件)：

C08J 5/18 ,  G02B 5/30 ,  C08L 1/12 ,  G02F 1/133

FI (4件)：

C08J5/18 ,  G02B5/30 ,  C08L1/12 ,  G02F1/13363

Fターム (45件)：

2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB33 ,  2H049BB49 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08 ,  2H091FB02 ,  2H091HA09 ,  2H091HA18 ,  2H091LA11 ,  2H091LA12 ,  2H091LA19 ,  4F071AA09 ,  4F071AC10 ,  4F071AC12 ,  4F071AC15 ,  4F071AE04 ,  4F071AE22 ,  4F071AF35Y ,  4F071AG01 ,  4F071AH12 ,  4F071AH16 ,  4F071AH19 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F071BC12 ,  4J002AB021 ,  4J002EH046 ,  4J002EH116 ,  4J002EK066 ,  4J002EU026 ,  4J002EU076 ,  4J002EV216 ,  4J002EV226 ,  4J002EV306 ,  4J002EW046 ,  4J002FD020 ,  4J002FD050 ,  4J002FD070 ,  4J002FD200 ,  4J002FD206 ,  4J002GP00

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 横電界方式の液晶表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-292856   出願人：日本電気株式会社
• セルロースエステルフイルム、位相差板およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-267360   出願人：富士写真フイルム株式会社

審査官引用 (2件)

• セルロースアシレートフイルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-071517   出願人：富士写真フイルム株式会社
• セルロースアシレートフィルム、その製造方法、偏光板保護膜、液晶表示装置、及びハロゲン化銀写真感光材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-109440   出願人：富士写真フイルム株式会社