特許
J-GLOBAL ID:200903056457481390

多層の免震建物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-155284
公開番号(公開出願番号):特開平11-324405
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】建物に無理な応力を与えることなく地震時の変位に円滑に対応することができ、設計、施工等が容易な多層の免震建物を提供すること。【解決手段】上コア部分14に対応する基礎Ba3上の多数の箇所にスライドシュー20を配し、各スライドシューの下部を前記基礎に固定し、各スライドシューの上部上に上コア部分14を支持する下コア部分12を構築し、各スライドシューの上部を下コア部分の下端部に固定し、上非コア部分に対応する基礎Ba2上に下非コア部分11を基礎に対して不動に構築し、下コア部分12上にこれと一体に上コア部分14を構築し、下非コア部分11上に免震装置40を介して上非コア部分13を構築し、上コア部分13と上非コア部分14とを一体に接合して構築する。【効果】従来と同じやり方でコア部分の設計及び施工をすることができ、地震時には下コア部分が上コア部分の変位に対応して変位でき、建物に無理な応力を与えることなく、地震時の変位に円滑に対応できる。
請求項(抜粋):
建物躯体が平面視で略中央に位置するコア部と該コア部の周囲に位置する非コア部とから構成され、コア部がエレベーターシャフト、エレベーターホール、パイプスペース、ダクトスペース、便所室及び階段室のうちの少なくともエレベーターシャフトを含んでいる多層の免震建物において、非コア部の建物躯体が多層の下非コア部分と多層の上非コア部分とで構成され、コア部の建物躯体が多層の下コア部分と多層の上コア部分とで構成され、建物躯体の構築箇所の地下に基礎が構築され、前記上コア部分に対応する前記基礎上に上コア部分を支持する下コア部分が前記基礎に対して移動可能に構築され、少なくとも上非コア部分に対応する基礎上に下非コア部分が前記基礎に対して不動に構築され、下コア部分上にこれと一体に上コア部分が構築され、下非コア部分上に免震装置を介して上非コア部分が構築され、上コア部分と上非コア部分とが一体化され、下コア部分と下非コア部分とが一体化されることなく、下コア部分と下非コア部分とが個別に変位できるようになっていることを特徴とする多層の免震建物。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 免震建物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-217782   出願人:大成建設株式会社
  • 特開平1-146042
  • 特開平1-146042

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