特許
J-GLOBAL ID:200903056466059758

ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-256670
公開番号(公開出願番号):特開2001-082178
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 エンジン始動後の回転速度の立ち上がりを速め、急加速時の第1レバーのオーバーシュートを減じて、黒煙の発生を防止する。【解決手段】 ガバナレバー10を構成する第2レバー12を燃料制限具19で規制して定格出力点4/4における燃料供給量を調量規制し、トルクアップ側へ揺動された第1レバー11をガバナ機壁9に設けたレバー制限具24で規制して最大トルク点における燃料供給量を調量規制する。スタートスプリング20を押圧バネにより構成し、第1レバー11にスライダー26とそれを作動させるスライダー駆動手段30とを設ける。エンジン始動前はスタートスプリング20の押圧力でラックピン4を始動増量位置Stへ位置させ、エンジン始動後はスライダー駆動手段30を作動させてスライダー26でラックピン4を挟持する。
請求項(抜粋):
ガバナレバー(10)を第1レバー(11)と第2レバー(12)とから構成し、上記第1レバー(11)と第2レバー(12)とを支軸(15)で揺動自在に軸支し、両レバー(11・12)間にトルクアップ装置(13)を介装し、燃料噴射ポンプ(2)のラックピン(4)を、上記ガバナレバー(10)を介してガバナスプリング(16)とスタートスプリング(20)とにより燃料増量側(R)へ弾圧するのに対して、ガバナウエイト(7)のガバナ力(G)で燃料減量側(L)へ押圧するように構成し、上記第2レバー(12)を進退調節自在に設けた燃料制限具(19)で揺動規制することにより、定格出力点(4/4)における燃料供給量を調量規制するように構成し、上記トルクアップ装着(13)でトルクアップ側へ揺動された第1レバー(11)を、進退調節自在に設けたレバー制限具(24)で揺動規制することにより、最大トルク点における燃料供給量を調量規制するように構成したディーゼルエンジンの遠心式ガバナにおいて、上記スタートスプリング(20)を押圧バネにより構成するとともに、上記レバー制限具(24)を直接ガバナ機壁(9b)に固定し、上記第1レバー(11)にラックピン(4)を挟持・解放するスライダー(26)と、このスライダー(26)を挟持作動させるスライダー駆動手段(30)とを設け、エンジン始動前は、上記スライダー(26)によるラックピン(4)の挟持を解放することにより、スタートスプリング(20)の押圧力でラックピン(4)を始動増量位置(St)へ位置させ、エンジン始動後は、上記スタートスプリング(20)の押圧力に抗して上記スライダー駆動手段(30)を作動させて、上記スライダー(26)でラックピン(4)を挟持するように構成した、ことを特徴とするディーゼルエンジンの遠心式ガバナ。
IPC (5件):
F02D 1/04 311 ,  F02D 1/04 ,  F02D 1/04 301 ,  F02D 1/02 311 ,  F02D 31/00 301
FI (5件):
F02D 1/04 311 B ,  F02D 1/04 H ,  F02D 1/04 301 B ,  F02D 1/02 311 D ,  F02D 31/00 301 C
Fターム (11件):
3G060AB01 ,  3G060AC01 ,  3G060BA02 ,  3G060BA10 ,  3G060BA19 ,  3G060CA01 ,  3G060CB01 ,  3G060CB04 ,  3G060CC08 ,  3G060EA08 ,  3G060FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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