特許
J-GLOBAL ID:200903056513182490

体液吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-120886
公開番号(公開出願番号):特開2007-209786
出願日: 2007年05月01日
公開日(公表日): 2007年08月23日
要約:
【課題】拡散性に顕著な方向性をもたせる。【解決手段】体液吸収性物品における表面層2と防漏層3との間に、可拡散性吸収体5を設けるとともに、その内部に難拡散性吸収体4,4...を製品長手方向に沿って複数列配置する。難拡散性吸収体4は高吸収性ポリマーPを多く含有するものであり、体液を吸収し膨潤すると、主にポリマー相互の密着による体液拡散阻害現象が発生し、難透液性または不透液性となるものとする。難拡散吸収体4と防漏層3とをホットメルト接着剤により液密に接合する。体液吸収時には難拡散吸収体4,4...が堰となって可拡散性吸収体5内において製品幅方向の体液拡散が抑制または防止され、その分だけ長手方向の体液拡散が助長される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
身体の肌に面する側に設けられた透液性表面層、身体の肌から遠ざかる側に設けられた防漏層、およびこれらの間に設けられた体液吸収保持層を備えており、 高吸収性ポリマーを含みかつ体液を吸収保持すると難透液性または不透液性となる難拡散吸収体が前記体液吸収保持層内に設けられている、体液を吸収保持する体液吸収性物品であって、 前記難拡散吸収体は、少なくとも一部が体液透過性とされた細長形状の密閉袋体と、その内部に移動可能なように封入された高吸収性ポリマーとからなる細長形状のものであり、 前記袋体は長手方向に複数の隔室に区画されており、各隔室内に前記高吸収性ポリマーが封入されており、前記高吸収性ポリマーの膨潤に伴って、前記隔室相互の区画部分が解除されて隣接隔室相互が一体となるとともに、各隔室の高吸収性ポリマー相互も一体をなして膨潤し、一体となった隔室内全体にわたり連続的なゲルブロッキングが発生するように構成されており、 前記難拡散吸収体が前記防漏層に対して液密に接合されている、 ことを特徴とする体液吸収性物品。
IPC (5件):
A61F 13/49 ,  A61F 13/53 ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/15 ,  A61F 13/534
FI (5件):
A41B13/02 B ,  A61F5/44 H ,  A41B13/02 D ,  A61F13/18 307E ,  A61F13/18 302
Fターム (19件):
3B200AA01 ,  3B200AA03 ,  3B200BA01 ,  3B200BB17 ,  3B200DB02 ,  3B200DB12 ,  3B200DB15 ,  3B200DB16 ,  3B200DB18 ,  3B200DB29 ,  3B200EA05 ,  4C098AA09 ,  4C098CC02 ,  4C098CC03 ,  4C098CC05 ,  4C098CC10 ,  4C098DD05 ,  4C098DD10 ,  4C098DD25
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 使い捨ておむつ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-265393   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 吸収体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-077447   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 使い捨ての体液吸収性パッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-174207   出願人:ユニ・チャーム株式会社
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審査官引用 (8件)
  • 使い捨ておむつ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-265393   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 吸収体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-077447   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 吸収性物品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-293772   出願人:王子製紙株式会社
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