特許
J-GLOBAL ID:200903056539661621

ペン型入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106481
公開番号(公開出願番号):特開平9-274534
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】小型な入力装置のニーズが高まっている。そこで、ペン型の入力装置で筆記入力をする。【解決手段】筆記検出部43は筆記状態か否かを検出する。初期回転角演算部44は無筆記状態におけるペン先部のペン軸座標系の加速度を基に筆記開始時のペン軸の重力座標系の傾斜角の初期値を演算する。回転角変化演算部45は筆記中のペン軸の角速度を基にペン軸の回転角の変化値を演算する。筆記中回転角演算部46はペン軸の回転角の初期値と変化値を基に筆記中のペン軸の回転角を算出する。座標変換演算部47はペン軸の回転角を基にペン先部の加速度の座標系を重力座標系に変換し、移動量演算部48で移動方向及び距離を算出する。
請求項(抜粋):
3個の加速度センサと3個のジャイロと演算部を有し、3個の加速度センサはそれぞれペン軸をZs軸としたペン軸座標系(Xs,Ys,Zs)のXs軸方向,Ys軸方向及びZs軸方向の加速度を検出し、3個のジャイロはそれぞれXs軸周り,Ys軸周り及びZs軸周りの回転角速度を検出し、演算部は筆記検出部と初期回転角演算部と回転角変化演算部と筆記中回転角演算部と座標変換演算部と移動量演算部を備え、筆記検出部はペン先部と筆記面が接触しているか否かを検出して筆記状態か否かを検出し、初期回転角演算部は筆記検出部が無筆記状態であることを検出しているときの3個の加速度センサが検出した加速度を基に重力加速度方向に伸びる軸をZg軸にした重力座標系(Xg,Yg,Zg)におけるペン先部が筆記面に接触するときのペン軸の回転角の初期値を演算し、回転角変化演算部は筆記検出部が筆記状態であることを検出しているときに3個のジャイロが検出した回転角速度を基にペン軸の重力座標系(Xg,Yg,Zg)における回転角の変化を演算し、筆記中回転角演算部は初期回転角演算部が演算した回転角の初期値と回転角変化演算部が演算した回転角の変化を基に筆記中のペン軸の重力座標系(Xg,Yg,Zg)における回転角を算出し、座標変換演算部は筆記中回転角演算部が算出した筆記中のペン軸の重力座標系(Xg,Yg,Zg)における回転角を基に加速度センサが検出したペン軸座標系(Xs,Ys,Zs)による加速度を重力座標系(Xg,Yg,Zg)による加速度に変換し、移動量演算部は座標変換演算部が変換した加速度を基にペン先部の移動方向及び移動距離を算出することを特徴とするペン型入力装置。
IPC (2件):
G06F 3/033 320 ,  G06F 3/03 380
FI (2件):
G06F 3/033 320 ,  G06F 3/03 380 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 座標入力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-227643   出願人:セイコー電子工業株式会社
  • 3次元位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-086093   出願人:ソニー株式会社
  • 手書き入力ペン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-255625   出願人:沖電気工業株式会社
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