特許
J-GLOBAL ID:200903056551741908

発雷予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197243
公開番号(公開出願番号):特開平11-038154
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 レーダ装置による過去数回分の雷雲のエコー観測情報に基づき雷雲の発達、衰弱等の時間変化を示す情報及び雷雲の未来時刻での予測位置を表示し、現時刻及び未来時刻の発雷危険性と地域が判断可能となる発雷予測装置を得る。【解決手段】 レーダ装置の観測周期毎に得られるエコー強度の平面分布画像の数枚の時系列画像上で雷雲を追跡し、追跡した雷雲の動きに沿った数個の各地点における気象学的な特徴量や、この特徴量に基づき判定した各地点の発雷危険度の値を表示する。また、雷雲追跡結果に基づき未来時刻の雷雲の予測位置を算出して表示する。
請求項(抜粋):
CAPPI走査により雲のエコー情報を周期的に観測する気象観測用レーダ装置と、上記エコー情報を3次元のエコー強度空間分布および2次元のエコー強度平面分布に変換するレーダエコー解析装置と、上記エコー強度空間分布より発雷危険性の判定材料となる各種判定要素データを算出し、該判定要素データに基づき各地点の発雷危険度を算出する発雷危険度算出装置と、上記発雷危険度を画像表示する発雷危険度画像表示装置と、上記判定要素データおよび上記発雷危険度の値をレーダ装置からの観測情報が得られる周期毎に保存し蓄積していくデータベース装置と、上記エコー強度平面分布をエコー強度画像データとして最新のものより過去数枚分記憶する画像メモリと、上記画像メモリより時系列の数枚分のエコー強度画像データを読み出して画面上に表示するエコー強度画像表示装置と、上記エコー強度画像表示装置上の時系列の各エコー強度画像毎に任意の1点を指定するための操作部と、上記操作部により指定した各点の画像上での座標位置を読み取る指定位置読み取り部と、上記操作部により指定した各エコー強度画像の時刻およびその座標に対応する上記判定要素データおよび発雷危険度値を上記データベース装置より読み出す雷雲発達変化算出部と、上記読み出した判定要素データおよび発雷危険度値の時系列データをグラフ表示するグラフ表示装置と、上記操作部により時系列のエコー強度画像上で指定した点系列の移動速度の大きさおよび方向を推定することにより未来時刻における予測位置を算出する未来位置予測部とを備えたことを特徴とする発雷予測装置。
IPC (3件):
G01W 1/10 ,  G01W 1/16 ,  G06T 1/00
FI (4件):
G01W 1/10 E ,  G01W 1/10 T ,  G01W 1/16 E ,  G06F 15/62 385

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