特許
J-GLOBAL ID:200903056588998399

エンジンの失火診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145484
公開番号(公開出願番号):特開平10-331706
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 排気ガス浄化触媒に悪影響を与える可能性が高い重度の失火故障と、このような悪影響を与える可能性が低い軽度の失火故障とをそれぞれ適正に診断する。【解決手段】 失火故障診断用の診断期間を計測する診断期間計測手段41と、失火回数を計測する失火回数計測手段42と、失火故障判定用のしきい値を設定するしきい値設定手段43と、上記診断期間が予め設定された基準時間となるまでの間に計測された失火回数と上記しきい値とを比較してエンジンの失火故障を判定する失火故障判定手段44とを備え、予め設定された第1基準時間内に計測された失火回数に応じてベーパ判定用の基準失火回数を設定し、この基準失火回数と、上記第1基準時間よりも長い第2基準時間内に計測された失火回数の計測値とに基づいて燃料のベーパが発生しているか否かを判定するベーパ判定手段45を設けた。
請求項(抜粋):
失火故障診断用の診断期間を計測する診断期間計測手段と、エンジンの失火回数を計測する失火回数計測手段と、エンジンの失火故障判定用のしきい値を設定するしきい値設定手段と、予め設定された基準時間に対応した診断期間が計測される間に上記失火回数計測手段より計測された失火回数と上記しきい値設定手段によって設定されたしきい値とを比較することによりエンジンに失火故障が生じたか否かを判定する失火故障判定手段とを備えたエンジンの失火診断装置であって、予め設定された第1基準時間に対応した診断期間が計測される間に失火回数計測手段により計測された失火回数に応じてベーパ判定用の基準失火回数を設定するとともに、上記第1基準時間よりも長い時間に設定された第2基準時間に対応した診断期間が計測される間に失火回数計測手段により計測された失火回数の計測値と、上記ベーパ判定用の基準失火回数とに基づいてインジェクタ内の燃料に気泡が生成された状態にあるか否かを判定するベーパ判定手段を備え、このベーパ判定手段においてインジェクタ内の燃料に気泡が生成された状態にあると判定された場合に、上記失火故障判定手段による失火故障の判定を禁止するように構成したことを特徴とするエンジンの失火診断装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)

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