特許
J-GLOBAL ID:200903056595528403

安定化された難燃化ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 彰夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320704
公開番号(公開出願番号):特開平10-212398
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】ポリアルキレンテレフタレート樹脂及びブロム系難燃剤からなる難燃化ポリアルキレンテレフタレート樹脂に、多官能エポキシ化合物やハイドロタルサイト及びA型ゼオライトを添加する技術は知られているが、これらの添加剤では成形時の過酷な熱履歴に対して未だ十分な熱安定化効果は得られず、更に熱安定化効果の優れる添加剤の開発が待たれていた。【解決手段】ポリアルキレンテレフタレート樹脂及び特定量のブロム系難燃剤からなる難燃化ポリアルキレンテレフタレート樹脂に、特定のノボラック型エポキシ化合物を特定量添加し、或は更に、ハイドロタルサイト類化合物、ゼオライト系化合物の少なくとも1種を特定量添加することにより、熱安定性及び耐着色性に優れた難燃化ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物が得られる。
請求項(抜粋):
ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部及びブロム系難燃剤1〜50重量部からなる難燃化ポリアルキレンテレフタレート樹脂に、(a)成分 下記の反応で得られるフェノール類ノボラック型エポキシ化合物0.01〜5.0重量部式(1)【化1】〔式(1)中、R1 は、H又はCH3 、n≧0〕で示されるノボラック樹脂と、式(2)〜(7)【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】【化7】〔式(2)〜(7)中、R2 は、R1 と同義の基、m≧0〕で示されるフェノール類の少なくとも1種とエピハロヒドリンとを反応させ、水酸化アルカリで処理して得られるフェノール類ノボラック型エポキシ化合物、又は、式(1)で示されるノボラック樹脂とエピハロヒドリンとを反応させ、水酸化アルカリで処理して得られる前駆体に、式(2)〜(7)で示されるフェノール類の少なくとも1種を反応させて得られるフェノール類ノボラック型エポキシ化合物を添加してなる安定化された難燃化ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 67/02 ,  C08K 3/26 ,  C08K 3/34 ,  C08K 5/15 ,  C08L 63/04 ,  C08L 63:00
FI (5件):
C08L 67/02 ,  C08K 3/26 ,  C08K 3/34 ,  C08K 5/15 ,  C08L 63/04
引用特許:
出願人引用 (2件)

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