特許
J-GLOBAL ID:200903056595915466

手動作認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-196340
公開番号(公開出願番号):特開平8-272974
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 動きのずれや、位置のずれがある場合でも手動作の認識を可能とすること。【構成】 撮影装置1で撮影した手動作の時系列画像から、左右の手のひらの抽出を行ない、空間位置計算装置4で各々の空間位置を計算し、これを基に動きコード作成装置7で左右の手の動きコードを作成し、開始位置コード作成装置8で手動作の開始位置コードを作成する。手動作単語記憶装置11にある動き基準コードと開始位置基準コードを基に各々の近傍コードを作成し、各々のコードで類似度を計算し、撮影装置1で撮影された手動作と対応する手動作単語を特定する。
請求項(抜粋):
少なくとも操作者の上半身を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影された画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段で記憶された画像より右手首より先の部分(以下右手のひらと称する)と、左手首の先の部分(以下左手のひらと称する)を抽出する手のひら抽出手段と、前記手のひら抽出手段で抜き出された右、左手のひらの空間位置を計算する空間位置計算手段と、前記空間位置計算手段で計算された空間位置を記憶する空間位置記憶手段と、前記空間位置記憶手段を基に一定時間ごとの移動方向と移動距離を計算する移動量計算手段と、前記移動量計算手段によって計測された前記移動距離を基に動きとして認められる距離として設定した距離閾値を用いて動きコードを与えるかどうかを判定する動き判定手段と、前記空間位置記憶手段によって手動作の動きコードを作成する動きコード作成手段と、前記空間位置記憶手段に記憶された値の差分を取ることによりてのひらが空間中に静止しているか、移動しているかを判定する手動作静動判定手段と、前記記憶手段より領域コードのテーブルを作成する領域コードテーブル作成手段と、前記手動作静動判定手段で求めた手のひらが移動した時の開始位置を、前記領域コードテーブル作成手段を用いて求める開始位置コード作成手段と、前記動きコードの近傍である動き近傍コードを記憶している動き近傍コード記憶手段と、前記領域コードの近傍であるコードを記憶している領域コード近傍グループ記憶手段と、手動作の開始位置基準コード、動き基準コードの組合わせが記憶された手動作単語記憶手段と、前記動きコード作成手段によって求められた前記動きコードを前記動き近傍コードを参照しつつ、前記手動作単語記憶手段に記憶されている各手動作の前記動き基準コードと比較をおこない動きコードの類似度を求める動きコード照合手段と、前記手動作単語記憶手段に記憶されている各手動作の前記開始位置基準コードを基に前記領域コード近傍グループ記憶手段より各手動作の開始位置近傍コードを作成する開始位置近傍コード作成手段と、前記開始位置近傍コード作成手段で求めた開始位置近傍コードと前記開始位置コード作成手段によって求められた開始位置コードを比較することにより、開始位置コードの類似度を求める開始位置コード照合手段と、前記動きコード照合手段と前記開始位置コード照合手段で求められた類似度をもとに手動作単語を特定する手動作特定手段を備えた手動作認識装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  G09B 21/00
FI (2件):
G06F 15/70 410 ,  G09B 21/00 Z

前のページに戻る