特許
J-GLOBAL ID:200903056606664460

酸化物高温超電導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055203
公開番号(公開出願番号):特開平5-301797
出願日: 1990年12月14日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 QMG法により高い臨界電流密度を有するバルク材料の大型化を目的とする。【構成】 超電導相であるREBa2Cu3O7-x(123相)はREの種類によって生成温度が150°C程度変化する。このことを利用して前駆体中のRE組成よりも高い123相生成温度を有するRE組成の種結晶を用いることによって、上記課題を解決した。
請求項(抜粋):
金属元素比でBa元素の割合が25mol%から75mol%であるBaおよびCu元素を含む酸化物体中にRE(Yを含む1種類の希土類元素またはそれらの組合せ)を有するRE2O3が体積率で5%から50%分散した前駆体を、酸化性雰囲気中で一旦、950°Cから1350°Cまでの温度領域に加熱し前記前駆体を半溶融状態にした後、900°Cから1100°Cの領域に冷却し、前駆体中のREBa2Cu3O7-x相の生成温度のRE組成よりも高い生成温度を有するRE組成のREBa2Cu3O7-x相の単結晶状の種結晶を前駆体に接触させ、種結晶と同じ任意に方位を有する超電導相を800°Cから1060°Cの温度領域まで均一温度中あるいは温度勾配中で徐冷あるいは保定することによってREBa2Cu3O7-xを連続的に成長させることを特徴とする酸化物高温超電導体の製造方法。
IPC (7件):
C30B 29/22 501 ,  C01G 1/00 ,  C01G 3/00 ZAA ,  C30B 9/06 ZAA ,  C30B 11/14 ZAA ,  C30B 13/34 ZAA ,  C30B 17/00 ZAA
引用特許:
審査官引用 (2件)

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