特許
J-GLOBAL ID:200903056607958301

車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153319
公開番号(公開出願番号):特開平11-342741
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 傾斜停車時にスライドドアの自重により重力加速度が加わることに対して制動制御を行う場合に挟み込みの誤判定を防止する。【解決手段】 駆動制御であると判別された場合には、許容偏差ΔT(=K・T)を求めるための係数Kに予め記憶されている設定値Aを代入して、挟み込み判定値Tj(=T+A・T)を算出し、制動制御の場合には、上記係数Kに設定値Aをn(>1)倍した値を代入した判定値Tj(=T+n・A・T)とする。【効果】 スライドドアに自重による重力加速度が加わる場合の増速をモータの制動制御をもって防止する制動制御時には挟み込み判定値を駆動制御時よりも緩くすることから、制動制御においてスライド速度の低下による挟み込み誤判定を防止することができる。
請求項(抜粋):
車両にスライド自在に設けられたスライドドアの少なくとも閉扉動作をモータにより駆動して自動的に行う際に、前回の挟み込み判定時のスライド速度から求めた判定値と今回の挟み込み判定時のスライド速度とを比較してスライド速度の大きな低下に基づいて挟み込み判定を行うようにした車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法であって、前記スライドドアを所定速度でスライドさせるための目標速度と実速度とを比較して、前記実速度よりも前記目標速度の方が大きい場合には前記モータの駆動力を増減させる駆動制御を行い、前記目標速度よりも前記実速度の方が大きい場合には前記モータの制動力を増減させる制動制御を行うと共に、前記制動制御を行う際には、前記判定値を前記駆動制御時よりも緩めることを特徴とする車両用自動スライドドアの挟み込み制御方法。
IPC (3件):
B60J 5/00 ,  B60J 5/06 ,  E05F 15/14
FI (3件):
B60J 5/00 D ,  B60J 5/06 A ,  E05F 15/14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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