特許
J-GLOBAL ID:200903056608675320

ブラシレスDCモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-224657
公開番号(公開出願番号):特開平8-098580
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 起動時に同期運転から位置検出運転に確実に切り替えできるブラシレスDCモータを提供する。【構成】 起動時のインバータ出力の電圧,周波数を増加させる同期運転状態において、電位差信号レベル判定部41で電位差信号が所定のレベルでないと判定するか、またはモード比較部43の比較結果が位置信号とインバータモードが一定の関係を有しない場合、V/Fパターン設定部44は、インバータ出力電圧を下げるようにPWM部54に対して電圧指令信号を出力する。一方、上記電位差信号レベル判定部41からの判定信号とモード比較部43からの比較結果を表わす信号を受けて、電位差信号レベル判定部41で電位差信号が所定のレベルであると判定し、かつ位置信号とインバータモードが一定の関係を有する場合、位置検出運転切替部42は運転切替スイッチSWを同期運転側から位置検出運転側に切り替える。
請求項(抜粋):
複数極の磁石を有する回転子(10)と、3相Y結線された電機子コイル(1a,1b,1c)を有する固定子(1)と、上記電機子コイル(1a,1b,1c)に対して並列状態で3相Y結線された抵抗回路(2)と、上記電機子コイル(1a,1b,1c)の中性点と上記抵抗回路(2)の中性点との電位差に基づいて、上記回転子(10)と上記固定子(1)との相対的な回転位置を検出して、位置信号を出力する回転位置検出手段(3)と、上記回転位置検出手段(3)からの上記位置信号に基づいて、上記電機子コイル(1a,1b,1c)の電圧パターンを切り替えるインバータ部(20)とを備えたブラシレスDCモータにおいて、起動時に上記インバータ部(20)のインバータ出力の電圧および周波数を所定のパターンに基づいて出力する同期運転制御手段(51,55,56,57)と、上記回転位置検出手段(3)からの上記位置信号に基づいて、上記インバータ部(20)のインバータ出力を制御する位置検出運転制御手段(52)と、上記同期運転制御手段(51,55,56,57)により上記インバータ部(20)が同期運転状態のとき、上記回転位置検出手段(3)からの上記位置信号を使用する位置検出運転が可能か否かを判別する判別手段と、上記判別手段が上記位置検出運転が可能であると判別すると、上記インバータ部(20)の制御を上記同期運転制御手段(51,55,56,57)から上記位置検出運転制御手段(52)に切り替える運転切替手段(43,63,104,113)とを備えたことを特徴とするブラシレスDCモータ。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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