浸炭肌焼鋼の製造方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：広瀬章一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-065912
公開番号（公開出願番号）：特開平8-260039
出願日： 1995年03月24日
公開日（公表日）： 1996年10月08日
要約：

【要約】【目的】 3000N/mm2 という高面圧で使用してもピッチングを防止できる歯車の製造方法を提供する。【構成】 C: 0.10〜0.30%、Si: 0.15%以下、Mn: 0.60%以下、Cr: 0.90%以下、Mo: 0.30〜2.00%、必要により、Cu: 1.00%以下、Ni: 3.50%以下、B: 0.0003〜0.0050%の1種以上、および/またはNb:0.010〜0.100 %、Al:0.010〜1.00%、Ti: 0.01〜0.10%の1種以上、残部Feおよび不可避的不純物から成る鋼組成を有する肌焼鋼を製品形状に成形した後、浸炭処理を施し、浸炭層の炭素濃度の最高値が0.8 〜1.5 %の範囲内とすることにより残留オーステナイトを20面積%以上とし、焼戻し後、ショットピーニング処理により最大圧縮残留応力が800N/mm2以上とする。【効果】ピッチング寿命が従来品と比較して約20倍向上する。

請求項（抜粋）：

肌焼鋼を製品形状に成形した後、浸炭処理を施し、浸炭層の炭素濃度の最高値を 0.8〜1.5 %の範囲内とすることにより残留オーステナイトを20面積%以上とし、次いで、焼戻し後、ショットピーニング処理により最大圧縮残留応力を800 N/mm2 以上とすることを特徴とする肌焼鋼部品の製造方法。

IPC (3件)：

C21D 7/06 , C22C 38/00 301 , C22C 38/18

FI (3件)：

C21D 7/06 A , C22C 38/00 301 Z , C22C 38/18

引用特許：

審査官引用 (13件)

特開平4-301032
特開平3-229851
特開平3-271318

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