特許
J-GLOBAL ID:200903056633631370

波形再生装置および波形データのクロスフェード方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-032908
公開番号(公開出願番号):特開平10-222169
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】波形メモリ読み出し方式の音源において、読み出す波形データの時間軸上の圧縮伸張を行なうことができるようにすることを目的とする。特に、1つの楽音波形の再生途中においても、ダイナミックに変化する時間軸上の圧縮率および伸張率にリアルタイムに応答して、波形データの時間軸上の圧縮伸張を行なうことができるようにすることを目的とする。【解決手段】波形メモリ音源において、波形メモリの波形のピッチと時間軸と独立に制御する。そのために、あらかじめ波形データを波形周期に分けておき、波形周期の切れ目を示すデータを記憶しておき、波形データの読み出し時には、再生周期の切れ目ごとに、仮想読み出しポインタと実読み出しポインタの差分に基づいて、次にどの波形周期に接続するかを判定して決定する。また、波形をなめらかに接続するため、クロスフェードを行なう。
請求項(抜粋):
複数波形周期を記憶した波形メモリと、楽音の発生、および楽音の音高を指定する発音指示手段と、前記複数波形周期の読み出し位置の進行を制御する制御データを発生する手段と、指定された音高に応じた速さで進行する読み出しアドレスを発生するアドレス発生手段と、前記読み出しアドレスに基づいて、前記波形メモリから波形データを読み出す読み出し手段と、所定期間ごとに、前記制御データに基づく読み出し位置の進行と、前記アドレス発生手段により発生したアドレスの位置を比較し、該比較の結果に基づいて前記複数波形周期の中の次に読み出すべき次アドレスを選択し、読み出しアドレスにより読み出される波形データの位相が次アドレスで示される位置の波形データの位相に一致するポイントで、前記アドレス発生手段が選択された波形周期の読み出しアドレスを発生開始するよう制御する制御手段と、前記読み出し手段の読み出した波形データに基づいて波形を再生する再生手段とを備えたことを特徴とする波形再生装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ピッチチェンジャ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-300966   出願人:ヤマハ株式会社
  • 信号切換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-099145   出願人:ローランド株式会社

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