特許
J-GLOBAL ID:200903056638771528

CO優先酸化型の多段式恒温反応器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-106362
公開番号(公開出願番号):特開2000-095502
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 H2に富むガス中でCOとO2を選択的に反応させるための多段式恒温優先酸化反応器を提供する。【解決手段】 連続的に配列された複数の触媒装着-熱交換器を含み、これらはそれぞれ、1つの熱交換器を出て次の熱交換器に入るガスを均質化するための混合チャンバーにより互いに分離されている、多段式恒温の一酸化炭素優先酸化(PrOx)反応器。好ましい態様においてはPrOx反応に用いられる空気の少なくとも一部は触媒装着-熱交換器間の混合チャンバーに直接に注入される。
請求項(抜粋):
H2に富むガス中でO2とCOを選択的に反応させてガス中にCO2を形成する恒温反応器において、熱交換器を別個のガスが流れる複数の第1流路と冷却剤が流れる複数の第2流路に分離する複数の熱伝導性バリヤーを有する触媒装着-熱交換器を含み、第1流路はガスを第1流路に進入させる入口末端とガスを第1流路から排出する出口末端を備え、バリヤーはそれぞれ(a)反応促進のための、第1流路に面した触媒装着-第1表面、および(b)第2流路に面し、第2流路内の冷却剤と接触して触媒装着-第1表面から熱を吸収し、熱交換器を前記反応の促進に適しかつCO2とH2の逆反応によりCOが形成されるのを阻止するのに適した実質的に一定の温度に維持するのための第2表面を備えた反応器であって、少なくとも1つの混合チャンバーが、入口末端と出口末端の中間で第1流路と連絡して、第1流路を流れる流れの方向に熱交換器をチャンバー上流の少なくとも1つの熱交換セグメントおよびチャンバー下流の少なくとも1つの熱交換セグメントに分割しており、該チャンバーが、上流セグメントから出る流れを受容して実質的に均質化し、これにより、ガスが熱交換器の下流セグメントに入る前にこれらの流れに含まれる未反応のO2およびCOをガス全体に実質的に均一に分散させるように調整されており;これにより、同じ温度で操作されるが該混合チャンバーを含まない同様な大きさの熱交換器より多量のCOがO2と反応し、逆反応でCOが形成される量がより少ない;ことを特徴とする恒温反応器。
IPC (3件):
C01B 3/32 ,  C01B 3/48 ,  C01B 31/20
FI (3件):
C01B 3/32 A ,  C01B 3/48 ,  C01B 31/20 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 一酸化炭素除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-259762   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社, 株式会社エクォス・リサーチ
  • 改質ガス中の一酸化炭素除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-061752   出願人:石川島播磨重工業株式会社

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