特許
J-GLOBAL ID:200903056677688476

ロータス形状ポーラス金属の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-042575
公開番号(公開出願番号):特開2000-239760
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 多種の金属母材をポアの方向、サイズ、及びポロシティを制御して、正確なポアの形態を有する加工並びに成形に優れたロータス形状ポーラス金属に形成する手段を有する製造装置を提供する。【解決手段】 金属材料をるつぼ4で飽和温度に加熱溶融し、圧力装置を用いて、所定のガス又は混合ガスを注入パイプ10から注入して、飽和圧力下で溶解する加熱室のケーシング1と、ガスを含む金属材料を鋳型31に導入し、ガス注入パイプ23から注入して、所定のガス圧力下並びに所定の温度で冷却水流入パイプ29及び冷却水流出パイプ30を用いて、冷却し、凝固中の凝固圧力を制御する冷却室のケーシング2とを有する。連続形成には、加熱室と連続冷却室との中間工程にガス溶解金属材料を保留調整する保温凝固調整室を設ける。
請求項(抜粋):
金属材料を投入口から入れる搬入手段と所定のガスの圧力下で該金属材料を収蔵できるようになっているストック・チャンバーと、該金属材料を供給口から少なくとも1個の溶解容器に送り込む供給手段と少なくとも1個の加熱手段を用いて、該金属材料を所定の飽和温度に加熱し、溶融状態になった該金属材料に所定のガス又は混合ガスの圧力を加えて、溶解し、溶融した該金属材料中に溶解するガスの量を決定するガスの圧力を制御して、調節し、所定のガスの溶解度を大きくして、濃度が飽和濃度に達する飽和圧力を得ることができるようになっている加熱室と、溶解された該ガスを含む該金属材料を少なくとも1個の鋳型に送り込む導入手段と導入された該金属材料を所定のガス又は混合ガスの圧力下並びに所定の温度で冷却し、凝固中の凝固圧力を制御して、溶融した該金属材料の中の溶解ガスの溶解度を減少させることによって、溶解した該ガスの量と該金属材料の固体中の該ガスの固溶度との差に等しいガス量が凝固フロントの直前の気泡に生成しながら凝固して、所定のロータス形状ポーラス金属に形成できるようになっている少なくとも1個の冷却手段と形成された該金属材料を搬出口から後工程へ送る搬出手段とを有する冷却室からなっていることを特徴とするロータス形状ポーラス金属の製造装置。
IPC (2件):
C22C 1/08 ,  B22D 25/02
FI (2件):
C22C 1/08 E ,  B22D 25/02 G
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 発泡金属の製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-165623   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平2-108445
  • 特開平2-108445

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