特許
J-GLOBAL ID:200903056681148141
流動性の改良された難燃性ポリカーボネート樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-338308
公開番号(公開出願番号):特開2008-150450
出願日: 2006年12月15日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)、塩基性金属石鹸(B)、シリコーン化合物(C)、有機金属塩化合物(D)および繊維形成型の含フッ素ポリマー(E)からなる樹脂組成物であって、塩基性金属石鹸(B)が飽和または不飽和脂肪族モノカルボン酸の1種又は2種以上とマグネシウム又はカルシウムとからなり、かつシリコーン化合物(C)が、主鎖が分岐構造でかつ有機官能基を含有し、該有機官能基として芳香族基を必須に含有することを特徴とする流動性の改良された難燃性ポリカーボネート樹脂組成物、および成形品。【効果】樹脂組成物は、従来の難燃剤と比べ環境面で優れた難燃性を有しており、さらにポリカーボネート樹脂の優れた衝撃強度、耐熱性、熱安定性等性能を維持したまま外観および流動性を顕著に改善させることが可能であるため、種々の大型若しくは薄肉成形品や各種難燃性工業部品材料として利用できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリカーボネート樹脂(A)100重量部、塩基性金属石鹸(B)0.2〜1.5重量部、シリコーン化合物(C)0.01〜3重量部、有機金属塩化合物(D)0.01〜0.3重量部および繊維形成型の含フッ素ポリマー(E)0.05〜5重量部からなる樹脂組成物であって、当該塩基性金属石鹸(B)が炭素数12〜30の飽和または不飽和の脂肪族モノカルボン酸の1種又は2種以上とマグネシウム又はカルシウムとからなる金属石鹸であり、かつ当該シリコーン化合物(C)が、主鎖が分岐構造でかつ有機官能基を含有し、該有機官能基として、芳香族基を必須に含有し、末端基以外の有機官能基として、芳香族基以外の炭化水素基を任意に含有してもよいことを特徴とする流動性の改良された難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 69/00
, C08L 83/04
, C08L 27/12
, C08K 5/42
, C08K 5/098
FI (5件):
C08L69/00
, C08L83/04
, C08L27/12
, C08K5/42
, C08K5/098
Fターム (13件):
4J002BD123
, 4J002BD153
, 4J002CG011
, 4J002CG021
, 4J002CG031
, 4J002CG033
, 4J002CP032
, 4J002EG036
, 4J002EV257
, 4J002FA033
, 4J002FD010
, 4J002GM00
, 4J002GQ00
引用特許:
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