特許
J-GLOBAL ID:200903056706106759
薄切片作製方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
清水 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319296
公開番号(公開出願番号):特開平11-153522
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 帯電工程を低減することにより、薄切片作製のサイクルタイムの向上を図り得る薄切片作製方法を提供する。【解決手段】 薄切片作製方法において、薄切補助部材5には絶縁テープを用いるとともに、被薄切対象である検体51を包埋する包埋材52に導電性のものを用い、前記薄切補助部材5の密着固定工程において、前記固形試料面53上の薄切補助部材5の前記固形試料面53と反対側に、帯電装置8により正もしくは負の電荷を供給し、帯電させることにより、前記固形試料面53と前記薄切補助部材5を密着固定させる。
請求項(抜粋):
被薄切対象である検体を包埋材で包埋した固形試料またはカッタナイフを、希望する薄切片の厚さに対応する量だけ移動し、前記固形試料の薄切片となる固形試料面と薄切補助部材が引き付け合うように静電気を作用させ、前記固形試料面と前記薄切補助部材を密着固定させ、前記カッタナイフによって前記固形試料を薄切し、前記薄切補助部材と密着固定した薄切片を作製し、その後、前記薄切補助部材に密着固定した前記薄切片のみが顕微鏡用スライドガラス表面に密着固定するように静電気力を作用させることにより、前記薄切片のみを前記スライドガラスに転写し、前記スライドガラス上に密着固定した薄切片を作製する薄切片作製方法において、(a)前記薄切補助部材には絶縁テープを用いるとともに、被薄切対象である検体を包埋する包埋材に導電性のものを用い、(b)前記薄切補助部材の密着固定工程において、前記固形試料面上の薄切補助部材の前記固形試料面と反対側に、帯電装置により正もしくは負の電荷を供給し、帯電させることにより、前記固形試料面と前記薄切補助部材を密着固定させることを特徴とする薄切片作製方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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