特許
J-GLOBAL ID:200903056711523325

エンコーダ付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245640
公開番号(公開出願番号):特開平11-083543
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【目的】 小径の転がり軸受ユニットでもエンコーダ5aの直径方向に亙る幅寸法を確保し、センサ37の出力を確保する。且つ、上記エンコーダ5aが他の物品にぶつかって損傷する事を防止する。【構成】 第二のシール手段24を、第一、第二のシール素子25、26により構成する。第二のシール素子26を構成する第二の芯金33の側面に、エンコーダ5aを添着する。このエンコーダ5aの外周縁は、外輪17の内端部の内周面よりも直径方向外方に位置する。そして、この外周縁の周囲を、上記第一のシール素子25を構成する第一の芯金27に設けた大径円筒部32により覆う。
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面に上記外輪軌道と対向する内輪軌道を有し、使用時に車輪と共に回転する内輪と、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記外輪の内周面と上記内輪の外周面との間の環状空間の端部開口を塞ぐシール手段とを備え、このシール手段は、それぞれが円環状で芯金を含んで構成された、第一、第二のシール素子を組み合わせて成るものであり、このうちの第一のシール素子を構成する第一の芯金は、上記外輪の一端部に内嵌固定する第一の固定円筒部と、この第一の固定円筒部の一端縁から直径方向内方に折れ曲がった第一の円輪部と、上記第一の固定円筒部の他端縁から連続し、上記外輪の端面からこの外輪から離れる方向に突出した、この外輪の端部の内径よりも大きな内径を有する大径円筒部とを備えたものであり、上記第二のシール素子を構成する第二の芯金は、上記1対の内輪のうちの何れかの内輪の端部に外嵌固定する第二の固定円筒部と、この第二の固定円筒部の一端縁から直径方向外方に折れ曲がった第二の円輪部とを備え、この第二の円輪部は上記外輪の端面から上記転動体とは逆側に外れた位置に存在すると共に、上記第二の円輪部の外径は上記外輪の端部の内径よりも大きく、上記大径円筒部の内径よりも小さく、上記第二の円輪部の両側面のうち、少なくとも上記転動体とは反対側の側面には、円周方向に亙る特性が交互に且つ等間隔で変化する被検出部を備えたエンコーダを設けており、上記第一、第二の芯金のうちの少なくとも一方の芯金には弾性材製のシールリップを、全周に亙って添設しており、このシールリップの先端縁は、当該シールリップを添設した芯金とは別の芯金に、全周に亙って摺接させているエンコーダ付転がり軸受ユニット。
IPC (3件):
G01D 5/245 ,  F16C 33/78 ,  F16J 15/32 311
FI (3件):
G01D 5/245 X ,  F16C 33/78 Z ,  F16J 15/32 311 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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