特許
J-GLOBAL ID:200903056807850025

一方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-110350
公開番号(公開出願番号):特開2001-295868
出願日: 2000年04月12日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 保持器11に保持されていて、内外輪がロック方向に相対回転したときに該内外輪間に食い込む一方、内外輪が空転方向に相対回転したときに食込み方向とは逆の方向に揺動する複数の中間部材をばね部材により食込み方向に押圧するようにした一方向クラッチにおいて、ばね部材としてコイルばねを用いる際に、各コイルばねの作動方向寸法を大きくしなくても、全体としてのばね定数を高くすることができるようにする。【解決手段】 各ばね部材15を、内外輪の軸心方向に並ぶように並列に配置されていて、一端側において保持器11に保持されている一方、他端側が中間部材に弾接する1対のコイルばね15a,15aを有してなるものとする。また、両コイルばね15a,15aの一端側同士は、連結部15bにより互いに連結されている。これらコイルばね15a,15a及び連結部15bは、1本の線材からなっている。
請求項(抜粋):
内輪と、上記内輪の外周側に同軸状に配置され、該内輪に相対回転可能に組み付けられた外輪と、上記内外輪間に該内外輪に対し相対回転可能に配置された保持器と、各々、上記保持器に内外輪の軸心に直交する平面内で変位可能に保持され、内外輪がロック方向に相対回転したときには該相対回転により内外輪間に食い込むように変位して該内外輪間のトルク伝達を行う一方、内外輪が空転方向に相対回転したときには該相対回転により上記食込み方向とは逆の方向に変位して内外輪間の上記トルク伝達を遮断するように設けられた複数の中間部材と、各々、上記保持器に上記中間部材毎に設けられ、対応する中間部材を上記内外輪間に食い込ませるように押圧する複数のばね部材とを備えた一方向クラッチにおいて、上記各ばね部材は、上記内外輪の軸心方向に並びかつ対応する上記中間部材を押圧する方向に延びるように並列に配置されていて、各々、一端側において上記保持器に保持されている一方、他端側が上記中間部材に弾接する複数のコイルばねと、該複数のコイルばねの一端側同士を連結する連結部とを有してなることを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (3件):
F16D 41/07 ,  F02B 63/04 ,  F16H 7/02
FI (3件):
F16D 41/07 D ,  F02B 63/04 E ,  F16H 7/02 Z
Fターム (7件):
3J049AA04 ,  3J049AB05 ,  3J049BA05 ,  3J049BB05 ,  3J049BD07 ,  3J049BH20 ,  3J049CA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 一方向クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-011045   出願人:光洋精工株式会社
  • スプリング組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-286363   出願人:ジャトコ株式会社

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