特許
J-GLOBAL ID:200903056811419789

ガス放電表示パネル及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-354122
公開番号(公開出願番号):特開平9-190768
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 放電セルにおける発光効率及び集光性を高めることにより、極めて高輝度な表示を実現する。【解決手段】 透明絶縁基板13、透明陽極28を有する前面パネル14と、絶縁基板11、陰極引出パターン18、陰極保持層21、陰極20、陰極側バリアリブ22を有する背面パネル12とを対向配置して、透明陽極28と陰極20間に放電セル30を形成し、両パネルの周縁を気密封止して外囲器16を形成し、この中に放電ガスを封入してなるガス放電表示パネル10であって、陰極20は、陰極引出パターン18の長手方向に沿って延びる長尺な角棒状に形成され、その基端側が陰極保持層21内に埋設されると共に、先端側が陰極保持層21外に突出しており、放電セル30を囲繞する陰極側バリアリブ22の各隔壁22a,22bは、その厚さが陰極20側から前面パネル14側に向けて漸減するように構成される。
請求項(抜粋):
透明絶縁基板の一面側に、帯状の透明陽極を一定の間隔をおいて複数本被着して成る前面パネルと、絶縁基板の一面側に、帯状の陰極引出パターンを一定の間隔をおいて複数本被着し、各陰極引出パターンの表面に該陰極引出パターンの長手方向に沿って延びる陰極を接続すると共に、各陰極間を仕切る第1の隔壁と、各陰極を長さ方向に一定の間隔で区切る第2の隔壁を備えた格子状の陰極側バリアリブを設けて成る背面パネルとを、両パネルの電極が所定の間隙を隔てて交差するように対向配置して、各電極の交差部分毎に少なくとも上記陰極側バリアリブの隔壁によって囲繞された放電セルを形成すると共に、両パネルの周縁を気密封止して外囲器と成し、該外囲器内に放電ガスを封入してなるガス放電表示パネルであって、上記陰極引出パターン間に所定の厚さを備えた絶縁性の陰極保持層を設け、上記陰極引出パターンに接続された陰極の基端側を上記陰極保持層内に埋設させると共に、該陰極の先端側を上記陰極保持層の表面から突出させて端面及び両側面を上記放電セル内に露出させ、さらに上記陰極側バリアリブを上記陰極及び陰極保持層の表面に形成すると共に、各隔壁の厚さを陰極側から前面パネル側に向けて漸減するように構成したことを特徴とするガス放電表示パネル。
IPC (5件):
H01J 17/06 ,  H01J 9/02 ,  H01J 17/16 ,  H01J 17/20 ,  H01J 17/49
FI (5件):
H01J 17/06 ,  H01J 9/02 F ,  H01J 17/16 ,  H01J 17/20 ,  H01J 17/49 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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