特許
J-GLOBAL ID:200903056834485100
収音方法、その装置及びプログラム記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-252282
公開番号(公開出願番号):特開2000-081900
出願日: 1998年09月07日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 部屋全体に充満するような方向性のない雑音をも抑圧する。【解決手段】 マイク1,2の出力をそれぞれ周波数帯域に分割し(4)、マイク1,2の位置に起因して変化する。マイクに到達する各音響信号のパラメータ値の差を検出し(3)、この検出差をもとに、各音響信号の周波数成分を選択して音源を分離し(5)、目的音と目的外の音との周波数特性の違いにより識別し(6)、目的外の音を周波数軸上で抑圧し(7)、その出力を音源信号に合成する(8)。目的音と目的外音の波形上の周期性の違いに着目して、時間軸上でも不要信号を抑圧する。
請求項(抜粋):
互いに離して設けられた複数のマイクロホンを用いて、複数の音源から少なくとも一つの音源を分離する収音方法であって、上記各マイクロホンの各出力チャネル信号を、複数の周波数帯域に分割する帯域分割過程と、上記帯域分割過程で分割された各出力チャネル信号の各同一帯域ごとに、上記複数のマイクロホンの位置に起因して変化するマイクロホンに到達する音響信号のパラメータの値の差を、帯域別チャネル間パラメータ値差として検出する帯域別チャネル間パラメータ値差検出過程と、上記各帯域の帯域別チャネル間パラメータ値差に基づき、上記帯域分割された各出力チャネル信号のいずれを選択するかの判定をする音源信号判定過程と、その判定結果に基づき上記帯域分割された各出力チャネル信号から、同一音源から入力された信号を少なくとも一つ選択する音源信号選択過程と、上記音源信号選択過程で同一音源からの信号として選択された複数の帯域信号を音源信号として合成する音源合成過程とを持つ方法において、上記帯域分割過程と上記帯域別チャネル間パラメータ値差検出過程との間、上記帯域別チャネル間パラメータ値差検出過程と上記音源信号判定過程との間、上記音源信号判定過程と上記音源信号選択過程との間、上記音源信号選択過程と上記音源合成過程との間の少くとも何れか1つの間に、上記帯域分割過程で分割された各出力チャネル信号の各周波数成分のうち、選択すべき音源からの信号以外の不要な周波数成分を識別する不要成分識別過程と、上記不要成分識別過程で識別された周波数成分を減衰させる不要成分減衰過程とを持つことを特徴とする収音方法。
FI (2件):
G10L 9/00 F
, G10L 3/02 301 E
Fターム (3件):
5D015CC14
, 5D015DD02
, 5D015EE04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-245300
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騒音抑圧装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-308807
出願人:日本電信電話株式会社
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音声処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-088438
出願人:キヤノン株式会社
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