特許
J-GLOBAL ID:200903056855314976

硬質陽極酸化皮膜の形成方法および硬質陽極酸化皮膜形成用アルミニウム合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-037962
公開番号(公開出願番号):特開平7-224338
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 アルミニウム合金に硬質陽極酸化皮膜を形成するにあたり、常温の電解浴を用いて、膜厚方向に均一な高い硬度を有する皮膜を形成する。【構成】 硫酸に対し不溶性もしくは難溶性でかつ粒径が0.01〜3μmの範囲内の金属間化合物もしくは金属粒子が1×104 個/mm2 以上の密度で分散しているアルミニウム合金、具体的にはFe量0.4〜2.0wt%のAl-Fe系合金、あるいはFe0.4〜2.0wt%、Mn量0.4〜1.5wt%のAl-Fe-Mn系合金、もしくはSi量1.0〜6.0wt%のAl-Si系合金を基材とし、その基材表面に、12°C〜30°Cの浴温の硫酸電解浴によって陽極酸化処理を施して、Hv350以上の硬質陽極酸化皮膜を形成する方法。またこのような方法に用いるAl-Fe系合金、Al-Fe-Mn系合金、Al-Si系合金を規定した。
請求項(抜粋):
Fe0.2〜2.0wt%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかも硫酸に対し不溶性もしくは難溶性の金属間化合物として、粒径が0.01〜3μmの範囲内のAl-Fe系金属間化合物が1×104 個/mm2 以上の密度で分散しているアルミニウム合金を基材とし、その基材表面に、12°C〜30°Cの浴温の硫酸電解浴によって陽極酸化処理を施して、Hv350以上の硬質陽極酸化皮膜を形成することを特徴とする、硬質陽極酸化皮膜の形成方法。
IPC (5件):
C22C 21/00 ,  C25D 11/04 306 ,  C25D 11/04 308 ,  C25D 11/08 ,  C22F 1/04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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