特許
J-GLOBAL ID:200903056916135310

回転位置信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  田口 雅啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-189289
公開番号(公開出願番号):特開2009-025176
出願日: 2007年07月20日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】従来の回転位置信号処理装置は、製造に起因するセンサ固有の位置誤差、及びセンサ設置時のケーブル長に起因する位置誤差が出力信号(デジタル位置信号)に含まれており、該出力信号の出力レベルの変化量及び変化タイミングに粗密が生じる。【解決手段】本発明による回転位置信号処理装置は、デジタル位置信号20aの出力レベルの補正を補正手段24が行うとともに、補正位置信号24aの更新タイミングを内挿手段25が予測し、該予測タイミング時に前記補正位置信号24aが更新されない場合に前記内挿手段25が予測位置信号25aを出力する構成である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転検出センサ(1)に接続された信号変換器(20)と、 前記信号変換器(20)に接続された回転所要時間計測手段(22)と、 前記信号変換器(20)及び前記回転所要時間計測手段(22)に接続された補正手段(24)と、 前記補正手段(24)を構成する補正量算出部(240)及び補正処理部(241)と、 前記回転所要時間計測手段(22)及び前記補正手段(24)に接続された内挿手段(25)と、 前記補正手段(24)及び前記内挿手段(25)に接続された分解能記憶手段(26)と を備え、 前記信号変換器(20)は、前記回転検出センサ(1)からのアナログ位置信号(1a)をデジタル位置信号(20a)に変換し、 前記回転所要時間計測手段(22)は、前記デジタル位置信号(20a)に基づいて前記回転検出センサ(1)の1回転所要時間(22a)を計測し、 前記分解能記憶手段(26)は、前記デジタル位置信号(20a)の出力レベル分解能(26a)と変化タイミング分解能(26b)とを記憶し、 前記補正量算出部(240)は、前記回転検出センサ(1)が一定速度で回転していることを前記1回転所要時間(22a)に基づいて検出した場合に、前記回転検出センサ(1)が1回転する間の前記デジタル位置信号(20a)を記憶するとともに、前記1回転所要時間(22a)と、記憶している前記デジタル位置信号(20a)の出力レベル(L0,L1,L2,・・・Ln)及び変化タイミング(t0,t1,t2,・・・tn)と、前記出力レベル分解能(26a)とに基づいて前記デジタル位置信号(20a)の誤差を除去するための補正量(r1,r2,・・・rn)を求めるとともに記憶し、 前記補正処理部(241)は、前記回転検出センサ(1)が一定速度で回転していることを前記1回転所要時間(22a)に基づいて検出した場合に、前記補正量算出部(240)の前記補正量を用いて前記信号変換器(20)からの前記デジタル位置信号(20a)を補正することで補正位置信号(24a)を生成するとともに、該補正位置信号(24a)と補正実施情報(24b)とを前記内挿手段(25)に入力し、 前記内挿手段(25)は、前記補正実施情報(24b)を検出した場合に、前記補正処理部(241)からの前記補正位置信号(24a)が更新されるタイミングを前記1回転所要時間(22a)と前記変化タイミング分解能(26b)とに基づいて予測するとともに、前記補正位置信号(24a)が更新される際の変化レベルを、前記1回転所要時間(22a)と、前記予測タイミングと、前記出力レベル分解能(26a)とに基づいて予測し、前記予測タイミング時に前記補正位置信号(24a)が非更新の場合に前記予測変化レベルを用いて予測位置信号(25a)を出力する ことを特徴とする回転位置信号処理装置。
IPC (1件):
G01D 5/244
FI (1件):
G01D5/244 H
Fターム (8件):
2F077AA20 ,  2F077CC02 ,  2F077PP25 ,  2F077PP26 ,  2F077TT38 ,  2F077TT39 ,  2F077TT48 ,  2F077TT66
引用特許:
出願人引用 (4件)
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