特許
J-GLOBAL ID:200903056930358380

蓄圧式液体噴出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-045011
公開番号(公開出願番号):特開2000-237644
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 縦型蓄圧式ポンプを、底壁上昇型の容器体上部へ装着させてポンプ操作すると、そのポンプの小径シリンダが有する残圧排出孔から噴出される空気が容器体内液体中に放出されることで発泡し、容器が透明ないし半透明の場合はその泡が容器外方から見え、外見が損なわれるから、その泡が発生しないように、又発生しても泡の微小化で殆ど見えないようにした。【解決手段】 縦型蓄圧式ポンプの小径シリンダ15外面を覆合筒35で覆って、該覆合筒と小径シリンダ15との間に密閉空間36を形成し、該空間内へ小径シリンダが有する残圧排出孔21を開孔させた。
請求項(抜粋):
押下げヘッド付きの大径シリンダ13と、第1外向きフランジ14を上端に有する小径シリンダ15と、それ等両シリンダ内へ上下両部を嵌合させた管状プランジャ16とで形成した縦型蓄圧式ポンプ11を、透明ないし半透明でかつ底板を摺動底壁4で形成する容器体1の上部へ、容器体口頸部外面へ周壁18を螺合させた取付け部材17により、容器体上部内へ垂下させた小径シリンダ15上端の第1外向きフランジ14を、口頸部上端面と上記周壁18上端の内向きフランジ状頂板19とで挟持すると共に、頂板19内周から起立させた係合筒20内へ大径シリンダ13を上下動可能に、かつ抜出し不能に嵌合させることで装着させ、又上記小径シリンダ15の中間部には残圧排出孔21を穿設すると共に、小径シリンダの下部内面にはシール解除手段22を設けて、管状プランジャ16下端外周がシール解除手段内方へ位置したとき、小径シリンダ下部内に残った高圧流動体が管状プランジャと小径シリンダとの間を通って上記残圧排出孔21から容器体内へ噴出するよう設けた蓄圧式の液体噴出容器において、上記小径シリンダ15の外面を覆合筒35で、上下両端部は小径シリンダ外面へ気密に接して、かつ中間部は間隙をおいて覆合させて、それ等小径シリンダ外面と覆合筒内面との間隙を気密空間36に形成し、上記残圧排出孔21をその気密空間内に開孔させたことを特徴とする蓄圧式液体噴出容器。
IPC (2件):
B05B 11/00 101 ,  B65D 83/76
FI (2件):
B05B 11/00 101 G ,  B65D 83/00 K
Fターム (8件):
3E014PA01 ,  3E014PB02 ,  3E014PC03 ,  3E014PC18 ,  3E014PD13 ,  3E014PD14 ,  3E014PE06 ,  3E014PF10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 液体噴出器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-153034   出願人:花王株式会社

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