特許
J-GLOBAL ID:200903056966918803

画像の領域分割方法、画像の領域分割装置、画像の領域分割プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-184889
公開番号(公開出願番号):特開2004-030188
出願日: 2002年06月25日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】画像内の対象物を背景から分離し、しかも1画素単位までの領域の分割を高速な処理で行う。【解決手段】記憶手段12に格納された濃淡画像は、画像分割処理部13がそれぞれ複数個の画素を含む矩形状の複数個のブロックに分割する。特徴量演算部14はブロック内の濃度値の平均値および標準偏差を特徴量として求め、追跡処理部15では隣接するブロックのうち特徴量の差が閾値内であるブロックに同ラベルを付与する。同ラベルが付与されているブロックからなるブロック連結領域の境界部分に位置するブロックは、ブロック分割処理部16において分割ブロックに分割され、分割ブロックの特徴量が隣接するブロックの特徴量と類似していると、当該ブロックを含むブロック連結領域に当該分割ブロックが統合される。この処理が繰り返され多値画像に含まれる全画素にラベルが付与される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多値画像をそれぞれ複数個の画素を含む矩形状の複数個のブロックに分割した後に、ブロック内の画素値の分布に関する特徴量を隣接する各一対のブロック間で比較し特徴量の類似度が規定値以上である各一対のブロックには同じラベルを付与するとともに特徴量の類似度が規定値未満である各一対のブロックには異なるラベルを付与して前記多値画像内のすべてのブロックにラベルを付与する初期分割段階と、同ラベルが付与されているブロックからなるブロック連結領域の境界部分に位置するブロックを複数個の分割ブロックに分割するとともに、分割前のブロックに隣接するブロックの前記特徴量と分割ブロックの画素値の分布に関する特徴量との類似度が規定値以上になるときに隣接するブロックと同じラベルを当該分割ブロックに付与することにより当該分割ブロックを前記ブロック連結領域を構成するブロックとして前記ブロック連結領域に統合する細分化段階とを有し、細分化段階を繰り返すことにより多値画像に含まれる全画素にラベルを付与することを特徴とする画像の領域分割方法。
IPC (2件):
G06T7/60 ,  G06K9/20
FI (2件):
G06T7/60 110 ,  G06K9/20 340L
Fターム (9件):
5B029CC29 ,  5B029EE07 ,  5L096AA06 ,  5L096BA17 ,  5L096FA02 ,  5L096FA14 ,  5L096FA32 ,  5L096FA33 ,  5L096GA34
引用特許:
審査官引用 (4件)
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