特許
J-GLOBAL ID:200903056993255344

波形メモリ音源装置および楽音発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-220048
公開番号(公開出願番号):特開平10-097258
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】時分割チャンネル動作で複数チャンネル分の楽音を同時に発生する波形メモリ読み出し方式の音源において、発音中であってもCPUなどから波形メモリを高速にアクセスすることができるようにすることを目的とする。【解決手段】所定サンプリング周期で複数チャンネル時分割で動作することにより該複数チャンネルの楽音を生成する波形メモリ音源装置において、発音中に、それらの発音のための波形メモリアクセスで使用されない余り時間を用いて波形メモリをアクセスするとともに、アクセス状況検出手段により波形メモリのアクセス状況を検出しそれに応じて上記余り時間を用いた波形メモリのアクセスを行なうようにする。
請求項(抜粋):
所定サンプリング周期で複数チャンネル時分割で動作することにより、該複数チャンネルの楽音を生成する波形メモリ音源装置において、波形サンプルを記憶する波形メモリであって、前記所定サンプリング周期内に所定回数のアクセスが可能なものと、各チャンネルのアドレスを記憶するためのアドレス記憶手段と、各チャンネルの所定数の波形サンプルを記憶するための波形サンプル記憶手段と、前記波形メモリの読み出しに先立って、各チャンネルのアドレスを作成し、前記アドレス記憶手段に記憶させるアドレス作成手段と、各チャンネルのアドレスの進み量に基づいて、各チャンネルについての前記波形メモリのアクセス回数を算出するアクセス回数算出手段と、前記アドレス記憶手段に記憶された各チャンネルのアドレスに基づき、前記アクセス回数算出手段で算出された各チャンネルのアクセス回数ずつ、前記波形メモリをアクセスし、読み出した各チャンネルの波形サンプルで前記波形サンプル記憶手段に記憶された所定数の波形サンプルを更新する第1アクセス手段と、前記波形サンプル記憶手段に記憶された各チャンネルの所定数の波形サンプルに基づき、各チャンネルのサンプリング周期ごとの楽音を生成する楽音生成手段と、前記第1アクセス手段による前記波形メモリのアクセス状況を検出するアクセス状況検出手段と、前記波形メモリの読み出しまたは書き込みの少なくとも一方を行なう第2アクセス手段であって、前記アクセス状況検出手段により検出したアクセス状況に応じて、前記第1アクセス手段による前記波形メモリのアクセスに使用されない余り時間を利用して前記波形メモリのアクセスを行なうものとを備えたことを特徴とする波形メモリ音源装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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