特許
J-GLOBAL ID:200903057019109604

潤滑剤バリヤを有する動力学的溝軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-523468
公開番号(公開出願番号):特表平11-501113
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】動力学的溝軸受(9,83,95)は、内側軸受部分(15)及びこの内側軸受部分(15)の周りに回転自在の外側軸受部分(17)を有する。軸受部分(15,17)には互いに掛合する軸受面(23,35)を設け、これら軸受面(23,35)間に潤滑液体(75)を充填した軸受ギャップ(45)を設ける。少なくとも一方の軸受部分(17)の軸受面(35)には溝パターン(51,53)を設ける。外側軸受部分(17)には、軸受面(35)に対して隆起する環状バリヤ(69,87,99)を設ける。このような環状バリヤ(69,87,99)は、動力学的溝軸受(9,83,95)の比較的高速回転で動力学的溝軸受(9,83,95)から潤滑液体が漏洩するのを防止する。動力学的溝軸受(9,83,95)は、例えば、コンピュータのハードディスクのための情報ディスク(115)を、磁気ヘッド(123)を有する走査ユニット(121)に対して電動モータ(1,81,93)により回転することができるデータ記憶ユニット(113)の電動モータ(1,81,93)に使用することができる。
請求項(抜粋):
内側軸受部分及びこの内側軸受部分の周りに回転自在の外側軸受部分を有し、これらの軸受部分には互いに連携動作する軸受面を設け、これらの軸受面間には軸受ギャップを設け、この軸受ギャップには動作中潤滑液体が存在し、少なくとも一方の軸受部分の軸受面に溝パターンを設け、また前記軸受ギャップから潤滑液体が漏洩するのを防止する漏洩防止手段を設けた動力学的溝軸受において、前記漏洩防止手段を、前記外側軸受部分の軸受面に対して隆起し、前記軸受ギャップを区切る環状バリヤにより構成したことを特徴とする動力学的溝軸受。
IPC (2件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/10
FI (2件):
F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-107313
  • 特開平1-120426
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-349767   出願人:日本電産株式会社
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