特許
J-GLOBAL ID:200903057047381298

施錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-136936
公開番号(公開出願番号):特開2003-307052
出願日: 2002年05月13日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 非操作時に鍵穴をシャッター板で閉鎖する防水及び防塵形式の施錠装置であり、正面側から見た時に施錠又は解錠の状態を容易に判別でき、更に簡素な構造の施錠装置を提供すること。【解決手段】 前端部13bに鍵穴16を備えたハウジング13に回動体14を回転可能に収納する。前端部13bに対向する回動体14の前面部には軸方向に凹部15が形成され、この回動体14とハウジング13の前端部13bとの間に鍵穴16を閉鎖可能なシャッター板17が配置されている。シャッター板17は操作ハンドルの鍵部によって押圧されると凹部15内に進入し、操作ハンドルの回転により回動体内で共に回転する。少なくともシャッター板17の表面には第1突起部17eが形成され、鍵穴16に嵌合可能である。回動体14の後方には爪金具20が取り付けられ、回動体14の回転により旋回して施錠状態又は解錠状態となる。
請求項(抜粋):
鍵部及び握持部を有する操作ハンドルと、この操作ハンドルによって施錠・解錠可能な錠本体とからなる施錠装置において、前記操作ハンドルにおける前記鍵部は、軸部とこの軸部より径方向外方へ延びる延出部とを有し、前記錠本体は、回動体と、前端部にほぼ十字型の鍵穴を有し、後端部が開放され、前記前端部と前記後端部との間に前記回動体を回動可能に収納する円筒状空間部が形成されているハウジングと、前記円筒状空間部内にあって前記ハウジングの前記前端部とこの前端部に対向する前記回動体の前面部との間に配置され、前記鍵穴を前記ハウジングの内側から閉鎖可能なほぼ十字型のシャッター板と、このシャッター板を前記ハウジングの前記前端部後面に押圧して前記鍵穴を閉鎖するスプリングとを備え、前記回動体は、前記前面部から前記ハウジングの後端部方向へ延び、前記ハウジングの前記鍵穴から差し込まれた前記操作ハンドルにおける前記鍵部の前記延出部が前記回動体の回転方向に係止可能であり、開口形状がほぼ十字型の凹部と、前記ハウジングの前記後端部から後方へ延出する爪金具連結用の軸部とを有し、前記凹部は、前記鍵穴に差し込まれた前記鍵部が前記シャッター板を前記スプリングの付勢力に抗して押圧すると、前記シャッター板と前記鍵部とが進入可能に形成され、かつ前記操作ハンドルを回転させると、進入した前記延出部が十字型の前記凹部の内面に前記回転方向から圧接して前記シャッター板を前記回動体と共に回転させるように形成され、前記シャッター板は、ベース板と、このベース板の前面に設けられた少なくとも1つの第1突起部とを備え、前記シャッター板が前記ハウジングの前記前端部後面に押圧されるとき、前記第1突起部が十字型の前記鍵穴を構成する径方向溝穴部に嵌合して前記鍵穴の一部を埋めることを特徴とする施錠装置。
IPC (2件):
E05B 17/18 ,  E05B 3/00
FI (2件):
E05B 17/18 C ,  E05B 3/00 B
引用特許:
出願人引用 (1件)

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