特許
J-GLOBAL ID:200903057057656449

通信による通話のための入札

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-538512
公開番号(公開出願番号):特表2000-517143
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】通信スイッチ(例えば、PBX又はローカル交換キャリヤのセンテレックス作動化スイッチ)は、中央処理装置の演算により、参加している通信キャリア(Carriers)間の入札プロセスの結果として得られる経済的誘因(例えば、最小コストルーティング)に従ってコールをルーティングする。この場合のコンピュータを入札モデレータ(Moderator)と称する。ルート上の通話に関して入札する各キャリアは、通信網における2つの特定点、例えば、或る特定時間における一方のNPA-NXXからもう一方のNPA-NXXまでの間のサービスに関して課金しようとする料金のレート(又は、提供しようとする経済的誘因)について、モデレータに通知する。この「入札」レートは、幾つかの理由(例えば、特定キャリアの容量が特定ルート上の特定時間に対して過剰であるなど)により、当該キャリアの確立レートより低いことがあり得る。キャリヤは、期日の間中、通話パターンの変化につれて、気にいるだけ何度でも自己の入札価格を変更しても差し支えない。モデレータは、この入札情報を全てのキャリアから収集し、入札情報を処理し、キャリヤ選択情報を加入スイッチへ伝達する。入札情報は、参加キャリアのネットワーク管理センタにも伝達される。各加入者は、通話のルーティングを任せようとするキャリアを、モデレータに入札情報を提供する全てのキャリアのリストから選出することが可能であり、かつ、選出を任意の時点で変更することができる。
請求項(抜粋):
複数の通信キャリアの中の各キャリアから経済的誘因データを収集し、前記経済的誘因データを処理し、処理済みデータを複数の通信スイッチに分配する調整コンピュータを含み、前記各スイッチが発信点と関連し、それによって前記複数のスイッチの各々が、経済的選択に基づいて、前記スイッチに与えられたコール試行に対して複数の通信キャリアの中の1つのキャリアを選択することを可能にする、通信網を制御する方法であって、 a.複数の発信点の各発信点から複数の着信点の各着信点までのコールに各キャリアが載せる前記経済的誘因を指定する経済的誘因データを前記調整コンピュータで受信し、どの経済的誘因データが第1の発信点に対応するかを決定して派生データを生成するために前記経済的誘因データを処理し、前記経済的誘因データと前記派生データとを前記調整コンピュータのデータベースに第1の発信点データとして記憶するステップと、 b.各スイッチが前記第1の発信点と関連する前記複数のスイッチの第1の通信スイッチの組を識別し、前記経済的誘因データでなく前記派生データの少なくとも一部分を前記第1の通信スイッチの組に伝送するステップと、 c.前記第1の発信点データの少なくとも一部分を前記複数の通信キャリアの少なくとも一部分に伝送するステップとを含む方法。
IPC (2件):
H04M 15/16 ,  H04M 17/00
FI (2件):
H04M 15/16 ,  H04M 17/00 Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る