特許
J-GLOBAL ID:200903057133406309

光学活性γ-ラクトンの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-124617
公開番号(公開出願番号):特開2001-011063
出願日: 2000年04月25日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 (±)-γ-ラクトンを出発原料に用い、副反応を抑制し反応収率を向上させるとともに、製造工程を短縮し、効率よく簡便に光学活性γ-ラクトンを製造する方法を提供する。【解決手段】 (±)-γ-ラクトンを水または水に可溶な溶媒との混合溶媒中で無機アルカリを用いて加水分解し、(±)-γ-ヒドロキシアルカン酸アルカリ塩を生成せしめた後、反応液に光学活性α-フェニルエチルアミンを添加し、続いて無機酸を加えて中和して難溶性の光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸α-フェニルエチルアミン塩を結晶として分離する工程、得られた結晶を酸で複分解反応して光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸とするか、アルカリを用いて複分解反応し光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸アルカリ塩とした後酸で光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸とする工程、脱水環化反応して光学活性γ-ラクトンに変換する工程からなる光学活性γ-ラクトンの製造法である。
請求項(抜粋):
(±)-γ-ラクトンを水または水に可溶な溶媒との混合溶媒中で無機アルカリを用いて加水分解し、(±)-γ-ヒドロキシアルカン酸アルカリ塩を生成せしめた後、反応液に光学活性α-フェニルエチルアミンを添加し、続いて無機酸を加えて中和して難溶性の光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸α-フェニルエチルアミン塩を結晶として分離する工程、得られた結晶を酸で複分解反応して光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸とするか、アルカリを用いて複分解反応し光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸アルカリ塩とした後酸で光学活性γ-ヒドロキシアルカン酸とする工程、脱水環化反応して光学活性γ-ラクトンに変換する工程からなる光学活性γ-ラクトンの製造法。
IPC (2件):
C07D307/33 ,  C07M 7:00
FI (2件):
C07D307/32 F ,  C07D307/32 D
Fターム (1件):
4C037EA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)

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