特許
J-GLOBAL ID:200903057180213225

インクジェット記録装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-199814
公開番号(公開出願番号):特開平9-039228
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 振動板と対向壁の間に電圧を印加して、クーロン力で振動板を対向壁の側に撓めてインク滴の吐出を行う形式のインクジェットヘッドにおいて、インク滴の高速吐出と、インク滴吐出動作を高周波数で安定的に行うことの両立を図ること。【解決手段】 ピーク電圧V0を充放電を行って、インクジェットヘッドを駆動してインク滴を吐出させた後に、インク滴の吐出後のインク室内の正の圧力によって振動板が再び対向板に接触する時点において、その接触状態が形成されるようにピーク電圧V1の補助充電を行って接触状態を保持するようにしている。インク滴吐出後の振動板の振動が、補助充電を行うことにより拘束されるので、インク室内のインクの残留振動の減衰を速やかに達成でき、後続するインク滴の吐出動作に速やかに移行できる。よって、インク滴の高速吐出を行っても、高周波数でのインク滴吐出動作を安定的に行うことができる。
請求項(抜粋):
インクを吐出するインクノズルと、このノズルに連通していると共にインクを保持していインク室と、このインク室にインクを供給するインク供給路と、前記インク室を区画形成している周壁に形成され、面外方向に弾性変位可能となっている振動板と、前記インク室の外側において前記振動板に対して隙間を置いて対向配置されている対向板と、前記振動板および前記対向板に配置した対向電極の間の充放電を行う電圧印加手段とを有するインクジェット記録装置において、前記対向電極の間の充電を行い前記振動板を前記対向板に接触させ、その後に前記対向電極の間に蓄えれた電荷を放電し、前記振動板を前記対向板から離れる方向に変位させ、この弾性変位によって生ずる前記インク室の容積の縮小により発生するインク圧力によってインク滴を前記インクノズルから吐出させ、しかる後に、補助充電を行って前記振動板を再び前記対向板に接触させることを特徴とするインクジェット記録装置の駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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