特許
J-GLOBAL ID:200903057264201800

コンピュータ断層撮影装置の画像再構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113728
公開番号(公開出願番号):特開平10-043175
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 短時間で正確な画像再構成を可能にする、スパイラル動作におけるマルチライン検出器コンピュータ断層撮影装置の画像再構成方法を提供することである。【解決手段】 上記課題は、まず検出器の全てのラインに対して、独立に、ファンデータからパラレルデータへと補間し直し(いわゆる並べ換え法)、各ビームが、ビームと画像平面との間のその都度の間隔に依存する重みによって画像に寄与するようにさせ、各ビームは、一般にビーム方向に変化する重みを得て、この重み関数を簡潔なフーリエ級数で近似し、フーリエ再構成法を実施することによって解決される。
請求項(抜粋):
スパイラル動作におけるマルチライン検出器コンピュータ断層撮影装置の画像再構成方法であって、検出器(2)から供給されるデータを、まず各検出器ライン毎に別個にファン状の幾何学的配置からパラレル状の幾何学的配置に整理及び補間し直し、次いで、多数の形成されたパラレルプロジェクションから画像を計算し、該画像を、次のように形成する、すなわち、各ビーム(3、4)は、重みによって前記画像に寄与し、前記重みは、ビーム方向に変化する、画像平面と前記ビームとの間のその都度の間隔に依存し、この間隔への依存性によって発生する、前記各ビーム(3、4)の前記重みの変化を、ビーム方向において、最終的に、係数cμ、μ=-Nμ...Nμを有するフーリエ級数によって近似するように前記画像を形成し、前記近似のために、まず、各々寄与するパラレルプロジェクションの各チャネルを、所属のcμに乗算し、さらに、全ての寄与するパラレルプロジェクションに亘って合計し、次いで、全てのμに対してFFTをチャネル方向において実施し、この計算結果に、全てのμに対して、畳み込み核のスペクトルを乗算し、1つのプロジェクション角度に所属する画像要素の、この結果得られるスペクトルは、(2Nμ+1)個のパラレルな線の上にある離散的な基準点における値のみを有し、全スペクトルを、全てのプロジェクション角度に亘って合計することによって算出し、最終的に、公知のグリッディングテクニック(Gridding Technik)によって直交座標周波数ラスタ上に補間し直し、次いで局所領域(画像)に逆変換する、スパイラル動作におけるマルチライン検出器コンピュータ断層撮影装置の画像再構成方法。
IPC (3件):
A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 350 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A61B 6/03 321 N ,  A61B 6/03 350 U ,  G06F 15/62 390 B
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (10件)
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