特許
J-GLOBAL ID:200903057266741712

内燃機関用潤滑油組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 友松 英爾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137564
公開番号(公開出願番号):特開平11-315297
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐摩耗剤ZnDTPの添加濃度が低く、粘度が低く、Mo系摩耗防止剤やホウ素化合物を使用せず、ブローバイガスに接する実エンジン運転条件下で優れた耐摩耗性を示す内燃機関用潤滑油組成物の提供。【解決手段】 基油に1)ジアルキルジチオりん酸亜鉛のアルコール残基における1級と2級のものの割合が、油中りん質量%として0.04≦(Pri)+(Sec)≦0.120≦(Pri)≦0.02〔(Pri)は1級アルコール残基の、(Sec)は2級アルコール残基の質量%〕を満足するジアルキルジチオりん酸亜鉛を油中りん量で0.04〜0.12質量%、および2)?@アルキルサリシレートカルシウム塩又は?Aアルキルサリシレートカルシウム塩とアルキルサリシレートマグネシウム塩との混合物(潤滑油中の金属マグネシウム量が油中の金属カルシウム量を上回らない)の金属清浄剤をJIS K2272規定の潤滑油の硫酸灰分として0.8〜1.8質量%配合した、ASTMD4683規定の高温高剪断粘度2.4〜3.7mPasの内燃機関用潤滑油組成物。
請求項(抜粋):
潤滑油基油に、(1)ジアルキルジチオりん酸亜鉛のアルコール残基における1級のものと2級のものの割合が、油中りん元素量(質量%)として【数1】0.04≦(Pri)+(Sec)≦0.120≦(Pri)≦0.02〔式中、(Pri)は1級アルコール残基の質量%、(Sec)は2級アルコール残基の質量%を示す〕の関係を満足するジアルキルジチオりん酸亜鉛を油中りん量で0.04〜0.12質量%、および(2)?@アルキルサリシレートカルシウム塩および?Aアルキルサリシレートカルシウム塩とアルキルサリシレートマグネシウム塩との混合物(ただし潤滑油中の金属マグネシウム量が油中の金属カルシウム量を上回らない)よりなる群から選ばれた金属清浄剤をJIS K2272で規定されている潤滑油の硫酸灰分として0.8〜1.8質量%配合したことを特徴とする、ASTMD4683で規定されている潤滑油の高温高剪断粘度の範囲が2.4〜3.7mPasである内燃機関用潤滑油組成物。
IPC (10件):
C10M163/00 ,  C10M137/10 ,  C10M137:10 ,  C10M159:22 ,  C10M133:16 ,  C10N 10:04 ,  C10N 20:02 ,  C10N 30:04 ,  C10N 30:06 ,  C10N 40:25
FI (2件):
C10M163/00 ,  C10M137/10 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • エンジン油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-356302   出願人:オロナイトジャパン株式会社
  • 潤滑油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-037699   出願人:東燃株式会社
  • 潤滑油組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-069154   出願人:東燃株式会社
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