特許
J-GLOBAL ID:200903057279116809

石綿スレート屋根の改修構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-222298
公開番号(公開出願番号):特開2007-039891
出願日: 2005年08月01日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】 既存の石綿スレート屋根材を剥がさずに改修し、石綿粉塵の飛散を防止する構造を提供する。 【解決手段】 石綿スレート屋根材1の表面を粘着面B1で覆い、石綿スレート屋根材1において既存水切り5よりも軒先側に突出している箇所の裏面を覆うことができる当接面A21と、折り下げ面A22と、立ち上げた立ち上げ面A23とを有する既存水切り被覆材A2の折り下げ面A22を既存水切り5の折り下げ部51に密着させ、当接面A21で石綿スレート屋根材1の既存水切り5よりも軒先側に突出している箇所の裏面を覆い、石綿スレート屋根材1の軒先端縁と軒先上面を軒先被覆材A1で覆い、その下がり面A11の内側に入れられている密閉材Cを介して、既存水切り被覆材A2に密着させ、さらに新設屋根材3を葺く。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
石綿スレート屋根に新設屋根材を葺く改修構造において、 粘着ルーフィングと被覆補強材と密閉材とが用いられており、 粘着ルーフィングは、 少なくとも片面が石綿スレート屋根材に粘着可能な粘着面を有しており、 該粘着面で石綿スレート屋根材の表面が覆われており、 被覆補強材は、 既存水切り被覆材と軒先被覆材とから成っており、 既存水切り被覆材は、少なくとも、石綿スレート屋根材において既存水切りよりも軒先側に突出している箇所の裏面を覆うことができる当接面と、当接面の一側端縁を折り下げた折り下げ面と、当接面の他側端縁を立ち上げた立ち上げ面とを有しており、 軒先被覆材は、少なくとも、石綿スレート屋根材の軒先端縁を覆うことができる下がり面と、下がり面の上端縁を折り曲げた上面部と、下がり面の下端縁を上面部と同じ方向に折り曲げた被覆面とを有しており、 前記既存水切り被覆材の折り下げ面が、既存水切りの折り下げ部に密着し、 既存水切り被覆材の当接面が、石綿スレート屋根材において既存水切りよりも軒先側に突出している箇所の裏面を覆って取り付けられており、 該既存水切り被覆材に軒先被覆材が組み合わせられたときに、 少なくとも軒先被覆材の下がり面の内側に入れられている密閉材を介して、既存水切り被覆材と軒先被覆材とが密着して組み合わせられている石綿スレート屋根の改修構造。
IPC (3件):
E04D 3/00 ,  E04D 3/40 ,  E04D 12/00
FI (3件):
E04D3/00 M ,  E04D3/40 H ,  E04D12/00 Q
Fターム (5件):
2E108AA02 ,  2E108AZ08 ,  2E108CV08 ,  2E108FG11 ,  2E108GG20
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 実公平6-24502号公報
  • 実公平3-20425号公報
  • 屋根の軒先部の施工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-290351   出願人:株式会社エービーシー商会, アキレス株式会社

前のページに戻る