特許
J-GLOBAL ID:200903057402670247

光ディスクドライブ装置及びトラッキングサーボ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361058
公開番号(公開出願番号):特開平11-195226
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 予期できない外部からの衝撃等によりトラッキングサーボが外れた場合であっても、安定してサーボの引き込みを行うことができる光ディスクドライブ装置を提供する。【解決手段】 光ディスクドライブ装置1では、通常再生時に、通常時用フィルタ4を用いてトラッキングサーボループを形成する。この通常再生時において、トラッキング外れ検出部6がTE信号のトラバース信号を検出して、トラッキングが外れたどうかを検出する。トラッキングが外れた場合には、スイッチ7を切り換えて引き込み時用フィルタ5を用いてトラッキングサーボループを形成する。トラッキングが戻ると、スイッチ7を切り換えて通常時用フィルタ4によりトラッキングサーボループを形成する。
請求項(抜粋):
光ディスクにレーザ光を出射して、その反射光を検出する光学ピックアップと、上記光学ピックアップにより検出した反射光に基づき、光ディスクのトラックに対するレーザ光の照射位置の誤差を表すトラッキングエラー(TE)信号を検出するTE信号検出手段と、上記TE信号検出手段が検出したTE信号に対して、トラッキングサーボループの引き込みを行うための位相補償をする第1の位相補償手段と、上記TE信号検出手段が検出したTE信号に対して、トラッキングサーボループの安定性を確保するための位相補償をする第2の位相補償手段と、光ディスクのトラックに対するレーザ光の照射位置を制御するアクチュエータを、上記第1又は第2の位相補償手段により位相補償がされたTE信号に基づき駆動する駆動手段と、上記駆動手段が上記アクチュエータの駆動を行っていない状態からこのアクチュエータの駆動を開始する場合に、上記第1の位相補償手段により位相補償が行われたTE信号をこの駆動手段に供給し、この第1の位相補償手段により位相補償が行われたTE信号に基づき上記アクチュエータを駆動した後に、上記第2の位相補償手段により位相補償が行われたTE信号をこの駆動手段に供給する制御手段と、上記TE信号検出手段により検出したTE信号が所定範囲から外れたか否かを判断するトラッキング外れ検出手段とを備え、上記トラッキング外れ検出手段は、TE信号が所定範囲から外れた場合に、上記第1の位相補償手段により位相補償が行われたTE信号を上記駆動手段に供給し、上記TE信号検出手段により検出したTE信号が所定範囲に戻った場合に、上記第2の位相補償手段により位相補償が行われたTE信号を上記駆動手段に供給することを特徴とする光ディスクドライブ装置。
IPC (2件):
G11B 7/085 ,  G11B 7/09
FI (2件):
G11B 7/085 F ,  G11B 7/09 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-098622
  • 特開平4-098622
  • 情報記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-108026   出願人:ソニー株式会社

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