特許
J-GLOBAL ID:200903057409194297

移動無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-029105
公開番号(公開出願番号):特開平6-244791
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 無線回線の品質が劣化しても、その影響を低減して通信品質を保持する。【構成】 無線通信中に移動局で回線品質の低下を検出してその検出情報を基地局に通知し、基地局でタイムスロットを1スロットから2スロットに変更するための指示情報を作成して移動局に通知することにより、移動局と基地局との間の無線通信に使用されるタイムスロット数を2スロットに変更し、以後移動局および基地局ではこの2つのタイムスロットを同時に使用して伝送信号を相互伝送するようにしたものである。
請求項(抜粋):
網に対し各々有線回線を介して接続された複数の基地局と、これらの基地局に対し無線回線を介して接続される複数の移動局とを備え、これらの基地局および移動局に複数の無線周波数を共有させるとともに、これらの無線周波数のうち少なくとも一つの無線周波数により伝送される信号の構成を、複数のタイムスロットを時分割多重してなるタイムフレームとした移動無線通信システムにおいて、前記基地局および移動局の少なくとも一方は、通信相手局から無線回線を介して送られた伝送信号の受信結果に基づいて、当該無線回線の品質を判定するための回線品質判定手段と、この回線品質判定手段の品質判定結果に応じて、回線品質の低下に従ってタイムスロットの使用数を増加させるべく、移動局に対するタイムスロットの割当てを可変設定するためのスロット割当変更制御手段と、このスロット割当変更制御手段により設定されたタイムスロットに、同一の信号を挿入して通信相手局へ送信するための送信手段と、前記スロット割当変更制御手段により設定されたタイムスロットを介して通信相手局から伝送された信号を選択的に受信して伝送信号を再生するための受信手段とを具備したことを特徴とする移動無線通信システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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