特許
J-GLOBAL ID:200903057421483709

撮像装置及びレンズ駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 前田 実 ,  山形 洋一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-362731
公開番号(公開出願番号):特開2006-146255
出願日: 2005年12月16日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】レンズ駆動装置及び撮像装置を小型化する。【解決手段】レンズ駆動装置は、レンズ2a,2bを保持するレンズ枠3と、レンズ枠3のガイド孔35に係合するガイド軸4とを備えている。レンズ枠3にはコイル5及び磁性体8が取り付けられ、コイル5にはマグネット7が対向配置されている。マグネット7と磁性体8との作用により、レンズ枠3は基準面に当接するように付勢されている。撮像装置の起動時又は撮影開始時には、コイル5に電流を流すことにより、レンズ2a,2bを光軸方向の基準位置に移動させる。ガイド軸4とガイド孔35との間に発生する摩擦力を静摩擦力から動摩擦力に変えることで摩擦力を小さくし、その結果、付勢力が小さくてもレンズ2a,2bを基準位置で保持することができる。付勢力が小さくてもよいため、付勢力に抗して駆動力を発生するコイル5やマグネット7を小さくすることができ、その結果、レンズ駆動装置及び撮像装置を小型化することができる。【選択図】図14
請求項(抜粋):
被写体を撮像するためのレンズと、 前記レンズを保持し、前記レンズの光軸方向と略平行に形成されたガイド孔を有するレンズ枠と、 前記ガイド孔に摺動可能に係合し、前記レンズ枠を前記光軸方向に案内するガイド軸と、 前記レンズ枠を、前記光軸方向の基準位置に向けて付勢する付勢手段と、 前記レンズ枠を前記光軸方向に移動させる駆動力を発生するコイル及びマグネットと、 前記レンズにより結像される被写体像を取り込む撮像素子と を備え、 前記付勢手段の付勢力が、前記ガイド軸と前記ガイド孔との間の静摩擦力と前記レンズ枠及び該レンズ枠に固定された部品の総重量との和より小さく、前記ガイド軸と前記ガイド孔との間の動摩擦力と前記レンズ枠及び該レンズ枠に固定された部品の総重量との和より大きく、 起動時又は撮影開始時に、前記コイルに電流を流すことにより前記レンズを前記光軸方向の基準位置に移動させる ことを特徴とする撮像装置。
IPC (2件):
G02B 7/08 ,  G02B 7/04
FI (3件):
G02B7/08 C ,  G02B7/04 D ,  G02B7/04 E
Fターム (4件):
2H044BD01 ,  2H044BE01 ,  2H044DC00 ,  2H044DC10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 携帯機器用カメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-182207   出願人:セイコープレシジョン株式会社
  • カメラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-228113   出願人:カシオ計算機株式会社
審査官引用 (12件)
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