特許
J-GLOBAL ID:200903057495543223

低温拡散型霧箱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 原田 寛 ,  高橋 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-051439
公開番号(公開出願番号):特開2007-232416
出願日: 2006年02月28日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】観察槽内を冷却する電子冷却素子によって観察槽の上下面間の温度差ΔTを最適値に保ち、多くの自然放射線飛跡を容易に観察でき、また、軽量、コンパクトにする。【解決手段】底部に電子冷却素子31を配した観察槽2内にエタノール蒸気発生手段10によるエタノール蒸気の過飽和層を形成して、荷電粒子の飛跡を観察する霧箱において、観察槽2底部の面積を電子冷却素子31の冷却面積の2.2倍以下にする。電子冷却素子31は、カスケード接続による1ユニット素子とし、その冷却能力は約-40°Cにする。観察槽2内をLEDの照明手段20にて照射し、観察槽2の底部及び周囲は断熱材5で覆う。観察ボックス1の上部を閉塞する2層式フィルムガラスから成る観察窓板25内に設けたヒーター26と底部プレート3との間に印加した直流高電圧で観察槽2内部に残存するイオン(自然放射線等の荷電粒子によって生じた霧滴の核)を除去する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
底部に電子冷却素子を配した観察槽内にエタノール蒸気の過飽和層を形成して、荷電粒子の飛跡を観察する霧箱において、観察槽底部の面積が電子冷却素子の冷却面積の約2.2倍以下であることを特徴とする低温拡散型霧箱。
IPC (1件):
G01T 5/04
FI (1件):
G01T5/04
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 実開平7-29490号公報
  • 霧 箱
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-352886   出願人:株式会社関東技研
  • 低温拡散形霧箱および観察用治具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-055142   出願人:島津理化器械株式会社
審査官引用 (9件)
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